ニュース

故人のSNSを更新する“なりすまし屋”に「これから死にたい」人から届いた依頼 未来の架空の職業描く漫画が考えさせられる(1/2 ページ)

死後、みんなにどう思われたいですか?

advertisement

 亡くなった人のSNSアカウントを更新する職業「SNSなりすまし屋」を描いた漫画に、死んだ後に周りからどんなイメージを持たれたいか考えさせられます。

本人や遺族から依頼を受けて、死後のSNS更新を引き受ける“なりすまし屋”

 コンテくん(@conte_kun)さんがTwitterに投稿した、2050年を舞台にした漫画。主人公は、SNSを活発に更新することで、死んだ人を今でも生きているように見せるSNSなりすまし屋の「死後部門」で働いています。写真合成などの技術発展により、故人のSNSアカウントを生前と変わることなく見せることが可能になっています。

 ほとんどの場合、故人のSNSアカウントは遺族によって削除されるものの、「SNSの中で永遠に生きていたい」「死んだ娘が元気で生きているフリをしてほしい」などの意志を持った本人や遺族から、SNSなりすまし屋へ依頼がやってきます。

advertisement

 ある日ボロボロの制服姿で依頼の相談にやってきた女子高生。依頼内容は「これから死ぬから、死んだ後もSNSを更新続けて、私をいじめてきた奴らを怖がらせたい」と怨念が漂っています。

 死後のイメージを利用してまでうらみを晴らそうとする彼女に、主人公は「せっかく新しい自分になりすませるのに そんな自分じゃ虚しくならない?」と一言。今いる場所から逃げ出して、新しい自分を見つけるよう提案します。

 納得して生きることを決めた高校生を見送りながら「別に彼女を思ってじゃない」と心の中でつぶやき、生きられる人からはあえて仕事を受けない彼のポリシーを語るのでした。

 Twitterには、「自分が死んだらアカウントの存在ってどう思われるんだろう? と思った」「亡くなられた事を知っている人、知らない人の反応も気になります」など、未来に存在しているかもしれないSNSなりすまし屋の仕事に想像を膨らませる人からの声が寄せられています。死後に友人や親族からどう思われたいか想像し、死んでからしかできないと思い込んでいることも生きながら実現できると考えさせられるステキな漫画です。

作品提供:コンテくん(@conte_kun)さん

advertisement
       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  4. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  5. 夫「250円のシャインマスカット買った!」 → 妻が気づいた“まさかの真実”に顔面蒼白 「あるあるすぎる」「マジ分かる」
  6. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. 160万円のレンズ購入→一瞬で元取れた! グラビアアイドル兼カメラマンの芸術的な写真に反響「高いレンズってすごいんだな……」「いい買い物」
  10. 高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」