小山田圭吾、オリパラ音楽担当の辞任を公表 「様々な方への配慮に欠けていたと痛感しております」
過去のいじめ告白が問題視され、16日には謝罪していました。
ミュージシャンの小山田圭吾さんが7月19日にTwitterを更新。過去に引き起こしたいじめ問題への謝罪に続き、23日開催予定の「東京2020オリンピック・パラリンピック」開会式の音楽担当を辞任することを明らかにしています。
小沢健二さんとの「フリッパーズ・ギター」や、ソロユニット「Cornelius」での活動が知られている小山田さん。東京オリンピック・パラリンピックの開会式音楽担当チームの1人に就任したことが14日発表されました。
しかし高校時代に、障がいを持つクラスメイトへいじめ行為を行っていたことを自ら語る1990年代のインタビューが問題視された結果、SNSを中心として炎上が発生。16日には画像化した長文の声明をTwitterへ投稿し、記載内容には「誤った内容や誇張」があるとしつつも、「反省することなく(雑誌インタビューで)語っていたことは事実であり、非難されることは当然」とコメント。あらためて「大変今更ではありますが、(中略)受け入れてもらえるのであれば、直接謝罪をしたい」「深い後悔と責任を感じております」との意向を示したものの、自らの進退については明言を避けていました(関連記事)。
小山田さんの投稿は大きな反響を引き起こし、問題となったいじめ告白記事を掲載していた音楽雑誌『ロッキング・オン・ジャパン』編集長で、当時のインタビュアーも担当していた山崎洋一郎さんが「rockin’on.com」で謝罪する事態に(関連記事)。謝罪の連鎖となった後も、小山田さんの音楽担当辞任を求める声は激しさを増していました。
小山田さんはこの日、長文の声明を再びTwitterに掲載。楽曲参加の依頼を受諾したことを「様々な方への配慮に欠けていたと痛感しております」とし、関係各所への調整を済ませ、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会へ辞任を申し出たことを公表しています。
「皆様より頂きましたご指摘、ご意見を真摯に受け止め、感謝申し上げると共に、これからの行動や考え方へと反映させていきたいと思っております」との考えを示し、謝罪の言葉をもって文章を結んでいました。
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