『ロッキング・オン・ジャパン』編集長、小山田圭吾の“いじめ問題”で謝罪 自身がインタビュー担当「倫理観や真摯さに欠ける間違った行為」
小山田さんは「東京2020オリンピック」の開会式で音楽を担当しています。
音楽雑誌『ロッキング・オン・ジャパン』編集長の山崎洋一郎さんが7月18日、過去にミュージシャンの小山田圭吾さんが障がいを持つクラスメイトへのいじめを告白した記事を掲載していたことについて「rock’on.com」で謝罪しました。山崎さんは、小山田さんがいじめ行為を告白した際の編集長でインタビュアーも担当しており、「傷つけてしまった被害者の方およびご家族の皆様、記事を目にされて不快な思いをされた方々に深くお詫び申し上げます」とコメントしています。
『ROCKIN’ON』1994年1月号に掲載されたいじめ告白記事は以前から問題視されていましたが、小山田さんが東京五輪・パラリンピック開会式の音楽担当に決定したことであらためて話題に。小山田さんは7月16日に自身の公式サイトと公式Twitterを通して「非難されることは当然であると真摯に受け止めております」「受け入れてもらえるのであれば、直接謝罪をしたい」と謝罪しましたが、音楽担当の進退については言及しませんでした(関連記事)。
山崎さんは当該記事を掲載したことについて、「インタビュアーとしての姿勢、それを掲載した編集長としての判断、その全ては、いじめという問題に対しての倫理観や真摯さに欠ける間違った行為であると思います」と意識の欠如が招いた結果だとし、「27年前の記事ですが、それはいつまでも読まれ続けるものであり、掲載責任者としての責任は、これからも問われ続け、それを引き受け続けなければならないものと考えています」とコメント。
「犯した過ちを今一度深く反省し、二度とこうした間違った判断を繰り返すことなく、健全なメディア活動を目指し努力して参ります」と締めくくっています。
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