ヤマト運輸、宅急便に新たに「180」「200」サイズ　より大きな荷物に対応

　ヤマト運輸は、10月4日から宅急便のサイズに新たに「180」「200」サイズを設けると発表しました。これまで規格を超える荷物に使われた「ヤマト便」は廃止となります。

　同社はこれまで宅急便の上限サイズを160サイズ（荷物の3辺合計が160センチ以内、重量25キロまで）としていました。新設の180サイズは、3辺合計が180センチ以内、重さ30キロまでで2400円から、200サイズは3辺合計が200センチ以内、重さ30キロまでで2840円からとなります（※）。

※縦・横・高さの3辺計の大きさと実重量を比較し、大きい方のサイズの取り扱い

　新サイズの設定は、ネット通販の利用拡大に伴って大型商品の購入機会が増え、荷物サイズが多様化したことが背景と説明。

　これに伴い、宅急便の規格を届けるサービスとして提供していた「ヤマト便」は10月3日荷受け分で廃止となります。「180」「200」サイズでは、ヤマト便では対応していなかったクロネコメンバーズの割引制度や送り状発行サービス、配達時の時間帯指定や宅急便センターでの受け取りサービスが利用可能となります。