「お探しのページが見つかりません」「Not Found」といったWebページの「404」エラーのメッセージに出くわしてしまうと思わずがっかりするものですが、ヤマト運輸の404エラーページが思わずにっこりしてしまう仕様になっています。
「かわいい」と話題になっているヤマト運輸の404エラーページにアクセスしてみると、無数のダンボールのアイコンが散らばっており、そのうちの1箱から黒猫が登場。
黒猫は「荷物の中からぼくを見つけてね」と一言告げ、ダンボール箱にスポっと収まりました。そして次の瞬間、ダンボール箱の高速シャッフルが発生。黒猫が隠れた箱を見失っているうちに、30秒のカウントダウンが始まっています。
慌ててダンボール箱をクリックしてみると、開いた箱の中から風船がふわりと飛び出し、「はずれ」の文字が。ひたすら箱をクリックし続けたところ、残り1秒とギリギリな戦いで黒猫を発見しました。ちなみに、何度でも挑戦可能です。
編集部がヤマト運輸にいつから実施しているのか問い合わせると、ミニゲーム付きの404エラーページは2016年から公開しているとのこと。2021年の2月22日(ネコの日)にヤマトグループの公式Twitter(@yamato_19191129)で、投稿した内容から大きな反響につながったそうです。
さらに、制作のきっかけについて、「そもそも弊社としては、大前提として404エラーは出さないように日々努力をしておりますが、万が一404エラーが発生してしまった際に、Webサイトにせっかく来ていただいた方のがっかりした気分が、すこしでも和らいでもらえればという気持ちで制作しました」とコメントしています。
黒猫を探すミニゲームは、PCやスマートフォンでも遊べます。制限時間は30秒でありながら箱の数が30箱とスマホ版の倍量になっているPC版は、かわいい見た目からは想像できないシビアな時間設定ですが、ぜひ挑戦してみてください。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ヤマトホールディングスが「クロネコマーク」のデザインを変更 制定以来初
ちょっとスタイリッシュに。 - 「世界中を探しても見つけることはできません」 WWFジャパンの404エラーページは“絶滅動物図鑑”だった
こんなに悲しく切ない気持ちになる404エラーページがあっただろうか……。 - ヤマトグループ、28年ぶりキャラクター刷新 「めっちゃかわいい」「なんか違う」と賛否さまざま
デザイナーはSuicaのペンギンと同じ人。 - クロネコヤマトの子猫、ブタ鼻かと……「有名ロゴが別物に見える」話に「同じ人いた」とうなずき続出
カルビーポテトチップスのキャラがコワすぎた。 - ゲームが遊べる404エラーページが遊び心ありすぎ
ただのエラーページではなく、「スペースインベーダー」のようなゲームがプレイできる。