前立腺がんの西郷輝彦、最先端治療の結果に激しく落胆 渡豪前よりPSA数値が200上昇し「動揺しています」
325から510へと推移。
歌手で俳優の西郷輝彦さんが7月29日にYouTubeを更新。ステージ4の「去勢抵抗性前立腺がん」を治療すべく、オーストラリアへ渡ったものの、期待した成果が出ていないことにがくぜんとした様子を見せています。
西郷さんは2011年に前立腺がんが判明し、全摘出手術を経験。2017年には再発しており、ホルモン治療をはじめ、11回もの放射線や抗がん剤治療を続けてきました。
コロナ禍での自粛生活が影響したのか、PSA(前立腺特異抗原)の数値が急激に上昇したことを機に、シドニーでの最先端治療を決意。4月に家族総出で日本を発ち、5月には現地からYouTube動画を通じて現況を報告していました。
オーストラリアでの隔離生活終了を明かしてから約2カ月後、西郷さんはどこか浮かない様子で音沙汰がない間に起こった出来事を説明。シドニーにある病院で、前立腺がんに有効だという「PSMA治療」を受けることとなり、あっさり終わった注射に驚きつつも「素晴らしい成果を見せてくれますように」と祈ったといいます。
快癒を願う思いとは裏腹に、治療を受けた後のPSA数値は下がるどころか、470から510へと上昇。日本にいたころは325だったことに加え、内蔵や白血球などはさしたる問題がない分、西郷さんのショックは大きかったとみえ、「治療したからこその高どまりともいえる」と一定の理解を示しつつ、明らかに落胆した表情で「3回しかない貴重な治療で1回目、せめて100か200は下がってくれなきゃ」「あと2回で下げることができるんだろうか」とふりしぼるように語っていました。
「激しく動揺しています」と現在の心模様を明かした西郷さん。今後の治療は座薬を併用することを明かし、コロナ禍の大変な状況でも自身をささえてくれる妻への感謝を口にしていました。
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