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歌手で俳優の西郷輝彦さんが5月12日、YouTubeチャンネル「Telstar Vega」を開設。ステージ4の「去勢抵抗性前立腺がん」を治療すべく、オーストラリアのシドニーにいることを明かしています。
西郷莩彦最先端治療への挑戦
2011年に前立腺がんが判明し、全摘出手術を受けた西郷さん。2017年には再発しており、ホルモン治療をはじめ、11回もの放射線や抗がん剤治療を続けてきました。
コロナ禍での自粛生活が影響したのか、ずっと落ち着いていたPSA(前立腺特異抗原)の数値が急激に上昇。主治医とも相談した上で、このままコロナ収束を待つより、「行動するべき」「行くなら今しかない」とシドニーでの最先端治療を決意したといいます。
がんの調子について「強くはない」と連呼するものの、追い詰められたように「もう後がないんだ」と漏らす西郷さん。振り絞るような声で「まだやりたいことがたくさんあるんだよ……」「願いはただひとつ。なんとかもう少しだけ好きな仕事をさせてほしい……」と生への切実な思いを告白します。
4月中に入院先と治療方針を固め、23日には家族総出で日本を出発。「最先端治療というからには治るんだろうなと思う」としつつも、治療法が合わない場合は直ちに日本へ戻される懸念もあると明言。不安な気持ちを抱えながらも、「とにかく挑戦してみなきゃ分からんのよ」と晴れ晴れした口調で語っていました。なお、当チャンネルでは治療のもようを詳細に伝えることで、同じがんに苦しむ人の「希望」となることを目指すとのことです。
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