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「しゃべるお守り」と暮らすおじいさん、その正体は…… どんな姿でも愛し合う老夫婦の漫画にほっこり(1/2 ページ)

仲良しな夫婦の会話にほっこり。

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 「しゃべるお守り」と、ワケあって素直になれないおじいさんの漫画「お守り女房」が心がじんわり温かくなるすてきなお話です。作者は、イラストレーターの山口カエ(@yamakae)さん。

愛が伝わってくる老夫婦のやりとりにキュンとなる……!

 ティッシュの箱に寄りかかってテレビで映画を見る、お守りになったおばあさん。どうしてそうなったのかは分かりませんが、ある日寝ている間に死んでしまったあと、気付くとこうなっていたようです。

 そんなちょっとシュールな光景の中、何事もなかったかのように夫婦で一緒に映画を見る2人。お守りがズリズリと倒れるとすぐに直してあげたり、テレビが見やすいように専用の立派な椅子を作ってあげたりと、おじいさんの行動の要所からおばあさんへの愛情が垣間見えます。

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元大工職人のおじいさんによる本気と愛を感じる椅子におばあさんもうれしそうです

 すると、おばあさんはときおり、「蓮太郎さんのあの言葉が聞けたら成仏できるんだけどなあ~」と、おじいさん本人に聞こえるように独り言をこぼしてきます。そんなとき、おじいさんは決まってツンとした態度。まさか、つらいお別れがすぐそこまで迫っているのか……? おじいさんが素直になりきれない心温まる理由は、漫画本編でお確かめください。

おばあさんの言葉を無視するおじいさん

 読者からは「旦那さんは奥さんがどんな状態でもいいからずっと一緒にいて欲しいんだなって伝わってきました」と涙する声が寄せられ、また2人が見ている映画のセリフについて「テレビの内容とストーリーのリンクがすごい」「テレビがお父さんの内心になってるのすごく好きです」と称賛の声が寄せられています。

 作者の山口カエさんは「そのうち続き描いてく予定」ともツイートしており、気になる先の展開も今後Twitterで公開されるようです。

作品提供:山口カエ(@yamakae)さん

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