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【漫画】子どもを楽しませる「何か」を探し続けていたけど…… 3歳息子の“石探し”から「面白いものを見つける力」を教わった話(1/2 ページ)

子どものころには見えていた景色。

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 身近なもので楽しそうに遊ぶ子どもの姿を見て、自身が夢中になっていた“謎の遊び”を懐かしく思い返すさまを描いた漫画がTwitterに公開されています。おまじないやジンクスにドキドキしたこと、ありましたよね。


小石に夢中な子どもと、あの頃に戻りたくなったお母さんの話

 作者は、漫画家のことり(@mamakyoja)さん。2018年2月生まれの男の子を育てるお母さんです。


石に夢中になる子どもたち

謎の遊びがたくさんありました

 ある日、幼稚園のバスを待っていたことりさん親子。息子くんは、地面に転がる小さな石を見つけ「あっ石!」と拾い上げると、お友達に「どうじょ」と手渡しました。お友達も一緒に、石探しの始まりです。楽しげな息子くんの様子を見たことりさんの胸に、ある思い出がよみがえりました。

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 それは、まだことりさんが小学生のころ。赤い車が走っているのを見たことりさんの友達が、急に手をパンパンと2回たたき、両手の親指と人差し指で作った枠の中に車を納めました。突然の動きに驚きつつ、友達に理由を聞いてみたことりさん。「これを100台分集めると良いことが起きるんだよ!」と得意げな友達に、ことりさんの心がときめきます。それは、何かが起こりそうで、でもきっと何も起きなくても楽しくて、特別な遊具や道具がなくても心を満たしてくれる、不思議な遊びでした。


子供を楽しませる「何か」を探すことりさん

小さな石も子どもにとっては宝物

同じような思い出がある方も多いのでは

 大人になり、子育てをしている母親のことりさんは、「おでかけ」「ゲーム」「スマートフォン」のように、子どもを楽しませる「何か」を一生懸命探しがちでした。ですが、ことりさんは「子どもは日常の中から楽しみを見つけ出すプロであること」を思い出したのです。

 道に転がる小さな石に夢中になったり、ちょっとした家事のお手伝いに目をキラキラと輝かせたり、身の周りの小さな出来事に楽しみを見いだすプロである息子くんを見守りながら、自分も赤い車を追いかけていたころの景色をもう一度見られないか……と目を凝らしてみることりさんなのでした。

 大人にとってはありふれた出来事やちょっとした事柄が、子どもにとっては将来思い返すような宝物になることも。なかなか外に出て思い出作りをしづらい日が続きますが、子どもと一緒に日常の小さな楽しみを見つけ、積み重ねていけたらすてきだなぁ……と心が洗われる漫画でした。

 ことりさんは、この他にもTwitterへ育児漫画を投稿しています。また、ebook japanにて漫画『ご教授ください!』を連載中です。

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