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米男性歌手の“妊娠”発表に全米が大騒ぎ! マタフォト&エコー写真付きの新作アルバムプロモーションへ賛否両論(1/2 ページ)

「女性への侮辱」との声も。

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 米歌手リル・ナズ・X が9月3日、Instagramで“妊娠”を発表。マタニティーフォト(マタフォト)だけでなく、ご丁寧にエコー写真まで付けた異色の新作プロモーションが賛否両論となっています。


リル・ナズ・Xの“マタフォト”(画像はリル・ナズ・X公式Instagramから)

 リル・ナズはぽっこり飛び出たおなかへ、わが子をいとおしむように手を添えたマタフォト3枚をInstagramで公開。白で統一した花冠とブーケ、衣装も相まって神秘的な雰囲気を演出しています。

 投稿に添えたのは、「サプライズ! ついにこのことを発表できるなんて信じられない。ぼくの赤ちゃん『MONTERO』の予定日は2021年9月17日です」というテキスト。セレブの妊娠発表時にありがちなマタフォトや構文をもじって、同日に発売されるアルバムのプロモーションをしかけています。

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リル・ナズ・X(画像はリル・ナズ・X公式Instagramから)

 さらにリル・ナズは“妊娠”について、米メディア「People」の独占取材に回答。Peopleもいわゆる妊娠判明記事と同じように「リル・ナズ・X が妊娠を発表! ……新アルバムの」とタイトルで大きく報じています。インタビューでは「自身のアルバムはわが子そのもの」とのアイデアから発展させ、マタフォト撮影にまで及んだと説明。「ぼくは父親でもあり、母親でもある。一緒に組んだプロデューサー陣も父親同然。もしくは叔父かも」と答えています。

メディアも便乗

 リル・ナズはこれまでも、「黒人でゲイのアメリカ人」というマイノリティーに分類される自身のアイデンティティーを逆手にとって、過激なプロモーションを次々としかけてきました。デビュー作「オールド・タウン・ロード」がグラミー賞6部門ノミネートを受ける高評価を得る一方で、続く「モンテロ(コール・ミー・バイ・ユア・ネーム)」では聖書の内容に自らのセクシャリティーへの考えや人生観を組み込んだ大胆なミュージックビデオを発表し、性的な描写が物議をかもすことに。ストリーミングサイトで自作が再生できないエラーが起きた際は「ポルノサイトにアップする」と発表、テレビ番組でパフォーマンスした際には衣装が破れるトラブルに見舞われるも、これすら「わざとでは」との声もあります。

物議をかもしたミュージックビデオ

 今回の妊娠プロモーションにも「ジョークにしても悪質」「妊娠した女性の身体をコスチュームのように扱うのは女性への侮辱では」「エイプリルフールの妊娠ジョークは批判されて、これはOKなの?」と批判的な意見も見られます。一方で「あなたのすることにはいつも驚かされる」「おめでとう!」「笑った」「いつも一生懸命だし応援しているよ」「アンチはリル・ナズ・Xが何かしたときだけ宗教に厳格だね」と好意的に評価する声も見られました。

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