NBAネッツ、ワクチン未接種選手を「試合にも練習にも参加させない」と発表 選手本人は「神に守られている」とツイート(1/2 ページ)
「チームプレーヤーとしてどうなのか」と厳しい声も。
米プロバスケットボールリーグ「NBA」のチーム、ブルックリン・ネッツが10月12日、ショーン・マークスGMの声明を公式サイトで発表。ガードのカイリー・アービング選手について、当面は試合に出さず練習にも参加させないと明らかにしました。
ニューヨークでは屋内でプレイするアスリートにワクチン接種を義務付けており、声明の中で直接言及はしていないものの今回の措置はアービング選手が新型コロナウイルス(COVID-19)のワクチン未接種のためと受け止められています。
ネッツは「カイリーは個人的な決断を下し、われわれは個人の選択を尊重する」とコメント。NBAはワクチン接種に関する規定を特に設けていないためニューヨーク外での試合出場に制限はありませんが、アウェイ戦のみへの出場は「認められない」として今回の措置へ至ったとしています。
アービング選手はMVP獲得歴もありオールスター常連のスター選手。チームにとって離脱は苦渋の決断だったと予想されますが「チャンピオンシップという目標は変わっていない」とし、「この目標を達成するには、組織のメンバー全員が同じ方向を向いていなければならない」と団結を強調しています。
アービング選手はこの件について直接コメントしていませんが、9日に投稿された最新ツイートでは「私は神に守られているし、私の仲間も同様です」とコメント。しかしNBAファンからは全選手のほとんどがワクチン接種を終えているとして「チームプレーヤーとしての意識が欠けている」と非難を受けています。
またフォロワーからも「強い信念を持つあなたが好きだけど、医療は科学でその発展には大なり小なり神も寄与したと思えるもの」「COVID感染者でいっぱいのICUを訪ねて。医療従事者として伝えたい」「アメリカでは大勢のワクチン未接種者が亡くなっていて、同じ事を言っていた」と厳しいコメントが寄せられています。
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発熱もなく過ごせているとのこと。
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