石川遼、隔離期間中の行動でJGTO副会長の辞任発表　ホリエモンらは「最低だな」「冷静かつ平等な処分を」

　プロゴルファーの石川遼選手は11月9日、「日本ゴルフツアー機構（JGTO）」公式サイトを通じ、自身の行動を問題視した一部報道により、同機構の副会長と理事を辞任する意向だと発表しました。

　一部週刊誌は、石川選手の「不適切」とみられる行動を報道。米国ゴルフ下部ツアー（コーンフェリーツアー）の来季出場権獲得を目指して渡米していた石川選手が、米国から帰国後の自主隔離期間中に、千葉県内のゴルフ場でラウンドした他、数名で飲食していたとしていました。

　JGTO側が事実確認を行ったところ、石川選手は同機構の判断に委ねるとした上で、JGTO副会長をはじめとする役職を辞任すると発表。11日から行われる「三井住友VISA太平洋マスターズ」も出場辞退し、ファンに心配をかけたことを謝罪しています。

　この報道を巡って、ホリエモンこと実業家の堀江貴文さんが11月8日から9日にかけて「やっぱこうやって吊し上げるんだな、最低だな」「そして意味もなく叩くからこうなる」とツイートし、メディアの報道姿勢を批判した他、ファンも「男子ゴルフファンの為に頑張っている石川選手にどうか寛容な措置を」「規律違反をしたアスリートとして、冷静かつ平等な処分をしていただきたい」などと2つの立場に分かれて異なった反応を示しています。

　石川選手は、15歳の時にアマチュア選手として初出場した男子ツアーで初優勝の快挙を達成。16歳3カ月で史上最年少のJGTOツアープロとなり、近年の男子ゴルフ界を盛り上げてきた選手なだけに、ファンとしては残念でならない結果となってしまいました。