手術と腫瘍治療で入院中のちばてつや、術後の様子明かす　「いよいよ駄目かな…と、覚悟するぐらい苦しかった」

　『あしたのジョー』などを手掛けた漫画家のちばてつやさんが11月15日にブログを更新。ちばさんは心臓の動脈弁の手術と喉にできた腫瘍を治療するため入院しており、術後や現在の様子を明かしています。

　夏ごろから体調を崩し、11月3日に心臓弁と冠動脈、喉などの異常が見つかって入院していることを報告していたちばさん。その際には「しっかり治してもらって、さらに若返って復帰するつもりです」と前向きな言葉をつづっていました。

　その後、15日には久しぶりにブログを更新。「皆さん、ご心配おかけしています」と申し訳なさそうにつづりながら入院から2週間以上経過したことを伝え、「手術のあと、輸血したり点滴したりで一時、気の弱いワシは、こりゃもういよいよ駄目かな…と、覚悟するぐらい苦しかったけど…おかげさまで、ホラ、ずいぶん元気になってきました」と術後の不安や、回復しつつある現在の様子を報告しながら、担当医師から年内に退院できる可能性があると伝えられたことを明かしています。

　しかしちばさんは一方で、入院生活が続くことへの不安も吐露。現在漫画雑誌『ビッグコミック』（小学館）で連載中の『ひねもすのたり日記』は描きためているものが残り3本ほどになったと明かすとともに、「芸大の学生達の顔も見たいし…」と教授を務めている文星芸術大学の学生に思いをはせながら「ちょっと、焦ってます」と内心をつづっていました。