平原綾香、父でサックス奏者・平原まことさん逝去を報告　「まだ実感がありません。ずっと心の中に父が生きています」

　シンガーソングライターの平原綾香さんが11月26日、父でサックス奏者の平原まことさんが亡くなったことをTwitterやブログで報告しました。

　ブログでは、「マルチサックスプレイヤー 平原まことは2021年11月26日（金）午前 1：40　旅立ちました。胃癌でした」と伝えた綾香さん。「とても大変な状況にもかかわらず父は一度も弱音を吐きませんでした。そのかわり、常に私たちを笑わせてくれました」と2023年の50周年を目標にまことさんが闘病生活を続けていたことを明かしました。

　続けて「愛してくれたアーティストのみなさん父と共に奏でた最高の音楽仲間たち、大切な友人　あたたかいファンのみなさん　応援してくださったすべての方々に感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。「父は、私にとってサックスの師匠であり私の歌のルーツであり、最愛で、最高の父でした。まだ実感がありません。ずっと心の中に父が生きています」と追悼しています。

　まことさんと一緒にライブを行ったこともある綾香さんは、「これからも、父がのこしてくれた音楽を聴き続け教えてもらったことを大切にしていきます。父が表現してきた音楽の真髄に手を伸ばし、たくさん勉強しいつか掴み取りたいと思います。そして、いつか、平原まことのような音楽家になります」と誓いをコメント。「どうかみなさま平原まことの事を、そして平原まことのサックスをずっと忘れないでくださいね」「これからもまことパパが大好きです」と締めくくっています。

　なお、お別れ会は家族だけで執り行うとのことですが、メモリアルコンサートを開催する予定であることを伝えています。