“イェ”ことカニエ・ウエスト「家族との絆を取り戻せるのかと考え続けている」　離婚裁定中の妻へ公開復縁要請（1/2 ページ）

　米ラッパー・音楽プロデューサーのカニエ・ウエスト（10月に“イェ”に改名）が11月25日にInstagramを更新。同日に迎えた感謝祭にちなんで「感謝の祈り」と題した動画を投稿し、自身が犯した“過ち”や家族への思いを語っています。

　イェは「すごく長くなるけど……」と約5分間にわたるビデオを公開。冒頭で「ファンはもちろん、俺を嫌う人たちへも愛をささげる」と記しながら、「どうやったら家族との絆を取り戻せるのか。傷を癒すことができるのか」「毎日そればっかり考えている」と2021年2月から離婚裁定中の妻でタレントのキム・カーダシアンや、家族への思いをつづりました。

　「責任は自分にある」と、家族を遠ざけてしまった原因として“アルコール依存”や“浪費”をあげ、全面的に自分の非を認めたイェ。「ストレスから逃れるためにお酒を飲んでしまう」「それでついカッとなってしまう」とアルコール依存は自身の健康だけでなく、周囲の人へ悪影響を及ぼしてしまったと悪循環を振り返り、浪費癖に関しては「クレージーだった」「一家の主としてお金の使い方に気を付けるべきだった」と反省の気持ちをあらわにしていました。

　また、話は“政治的な話”にもおよび、大統領選の出馬に奔走していたことや、トランプ大統領を支持し“MAKE AMEERICA GREAT AGAIN”と記された赤い帽子を着用していたことに言及。「妻は僕が赤いキャップをかぶるのを快く思ってなかった」「妻を困らせてしまった」と政治観の相違が夫婦関係にヒビを入れたと告白。なお現在はトランプ支持を撤回しており、2020年11月の大統領選落選後にTwitterで「KANYE 2024」と投稿し、再びの大統領選挑戦を示唆しています。

　最後にイェは「俺たちはみんな他人にあれこれ言うけど、結局責任を取るのは自分自身なんだ」「家族や妻が与えてくれたものに感謝しなければいけない」と自身を戒めながら、「アーメン」と祈りを捧げていました。