「雰囲気すてき」 いすみ鉄道の「キハ52 125」運行は舞台裏もほんわかノスタルジー(1/2 ページ)
裏側もまた違ったよさがあります。
普段見られないところにも“昭和”がたくさん残っています……。千葉県のいすみ鉄道公式Twitter(@isumitetsuitter)が、「音だけでも昭和を楽しめる」そして、思わずキハ52 125に乗ってみたくなってしまう動画を公開しました。
映像製作は、全国各地の鉄道を主題にノスタルジーや歴史、鉄道と鉄道員への深い愛情を表現する鉄道動画でおなじみの鉄道ビデオグラファー、特急ぬめり(@NumeriExpress)さん。
動画には、国鉄時代から大糸線(長野県)で活躍し、現役引退後にいすみ鉄道が譲り受けた列車「キハ52 125」が登場します。
キハ52 125はいすみ鉄道での運行開始10周年(2021年)。今回は、運行開始10周年記念動画の第1弾(関連記事)、第2弾(関連記事)に続く第3弾として、列車が大多喜駅検修庫へ入庫し、エンジンを止めて静寂が訪れるまで、乗客の立場ではなかなか見られないキハ52 125の舞台裏を公開しました。
ヘッドマークやサボを片付けて車内清掃をするアテンダントさん、車輪に手歯止めを取り付ける運輸課さん……、もちろん検修庫にも、いや、乗客は普段見ることのない舞台裏にこそ「キハを支える人」がたくさんいます。列車がエンジンを止めて静まりかえる。普段目にする日常とはまた違った鉄道のよさを楽しめます。
動画には「雰囲気がすてき」「エンジン音が良い」など、昭和のような様子や環境音に感動するコメントが多く寄せられました。今なお元気に走る昭和感のある鉄道、まずは動画でその世界を感じ、機会があれば実際に現地へ足を運んで純粋な気持ちで楽しんでみてはいかがでしょうか。
(大泉勝彦)
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