氷川きよし、天国の愛犬を思い「kii」名義で作詞した新曲「きみとぼく」 28歳から15年間生活をともに(1/2 ページ)
2月発売のニューシングル「群青の弦」に収録。
演歌歌手の氷川きよしさんが2月1日にニューシングル「群青の弦(いと)」を発売決定。カップリング曲とジャケット写真が異なるA~Cの3タイプを販売予定で、ボーナストラックには「kii」名義で作詩した5作目となる楽曲「きみとぼく」を収録。同曲は、2021年2月に天国へ旅立った愛犬「ココア」を歌ったバラードとなっています。
2022年でデビュー23年目を迎えた氷川さん。ジャケットのビジュアルは2021年11月上旬に撮影したもので、青の袴姿で背景に水面を反映させ、凛とした表情の氷川さんがそれぞれポーズをキメています。
カップリング曲はAタイプが「鼓」(作詩:かず翼 作曲:岡千秋 編曲:石倉重信)、Bタイプが「浮世 恋の騙し絵」(作詩:朝倉翔 作曲:四方章人 編曲:伊戸のりお)、Cタイプが「明日が俺らを呼んでいる」(作詩:原文彦 作曲:宮下健治 編曲:石倉重信)で、「きみとぼく」は全てのシングルに収録されています。
氷川さんは楽曲について「この楽曲は箏曲師の宮城道雄さんをイメージしてを歌った作品となっています。宮城さんは盲目でいらっしゃったわけですが、そんな苦悩の中から『春の海』のような素晴らしい作品をお作りになられました。その宮城さんの思いを感じる作品を発売させていただきます」と説明。
また、ボーナストラックの「きみとぼく」については「28歳からずっと一緒に15年生活していた愛犬のココアが昨年2月16日に亡くなってしまったんですが、そのココアから見た目線の作品をkii名義で作詩させていただいて、木根尚登さんに作曲していただきました」としています。
ココアは氷川さんのInstagramにもたびたび登場しており、2021年1月には腫瘍が見つかったことを「泣かないようにしてるけどいつも涙を止められません」と悲痛な様子で報告。2月16日にこの世を去るまで、懸命に生きる姿を伝えていました。
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