ちっさな子ザメが映画館やお祭りにお出かけ　漫画『おでかけ子ザメ』が心がキュッとなるかわいさ（1/2 ページ）

　唐草模様の風呂敷を担いだ小さなサメ“子ザメちゃん”がいろんなところにおでかけする漫画『おでかけ子ザメ』（作：ペンギンボックス）が単行本になりました。1月19日発売です（KADOKAWA、1155円）。

　主人公は風呂敷を背負ってラジオ体操にお祭りにとあちこちにお出かけする子ザメちゃん。あるときは映画館でポップコーン片手に海の生き物の映画を鑑賞。映画に出てきたクジラの親子をまねて、入場特典のサメぬいぐるみを風呂敷に包んで抱っこする様がかわいい……。

　またあるときは、自販機の届かないボタンを押すために人間の女の子と協力したり、花壇にお花を植えるのを手伝ってお菓子をもらったり。子ザメちゃんはほとんどしゃべりませんが、その豊かな表情からは、「うれしい」「ビックリ」「楽しい」などの気持ちが伝わってきます。

　おでかけ先でつぶらな目をキラキラさせて、いろんなものに興味を向ける子ザメちゃんは抱きしめたいかわいさ。やさしい世界が広がる作品に、癒やされる人や、心がキュッとなる人が続出しています。

　ペンギンボックスさんが2021年6月にTwitterでスタートした『おでかけ子ザメ』は同年10月から『青騎士』で連載。単行本には描き下ろしエピソードやキャラクター図鑑、子ザメちゃんがおでかけする町のおでかけMAPも収録されています。

(C)ペンギンボックス/KADOKAWA