一見さえない男子が「超かっこいい」理由とは　しゃべるとかっこいいキャラに変換されるイケボ男子漫画に脳内再生が止まらない（1/2 ページ）

　最高の低音イケメンボイスでしゃべる男子に恋した創作漫画にときめきが止まりません。

　「好きな人ができた」と友達に打ち明けるオタク女子。二次元の男にしか興味がなさそうだったのにと驚く友人に、3組の飯田くんのことを「超かっこいいよ」と紹介します。

　どんな人物なのか2人で見に行くと、そこには「ハァハァ」と息苦しそうな呼吸で汗を垂らす男子が。光を反射して瞳がまったく見えないメガネ姿に、「超かっこいい」の意味がピンとこない友達は、「あんたそういう趣味だったの」と戸惑います。反論するように、オタク女子は「声聞いて！声！」と、かっこよさの秘密を語ります。

　するとタイミングよく男子が「松屋行きてぇ」とつぶやきました。その声を聞いた友達はすべてを理解して、「めちゃくちゃいい声なんだけど！？」と絶賛。「落ち着きと色気のある低音ボイスで正統派の二枚目からクールな悪役まで幅広くこなせそうな声してる！！！」とまるで実在する声優かのように、ピンポイントでイケボ男子の声を褒めちぎります。

　どうやら飯田くんを好きな彼女にとって、彼の声ははまっているアニメキャラと似ているもよう。目を閉じて耳だけで飯田くんの様子をうかがいます。数学のテストがあると聞いて「おいおいマジかよ」「うんちっちだな」とつぶやく彼の声に、オタク女子は「カイン様……」とうっとりしすぎて崩れてしまうのでした。

　Twitterには、イケボ男子の声を実在する声優に当てはめて空想する人や、イケボのイメージ補正で強烈なオチに対して「うんちっちだなはダメだろwww」とツッコミを入れる人など、漫画を楽しんだ人達からの感想が寄せられています。

　作者のみずひら（@nonno0588）さんは、強面だけどなオタク絵師と自己肯定感が強めな男子を描いた漫画「土田と花岡」でも、オタクな学校生活の楽しさを存分に描いています。

作品提供：みずひら（@nonno0588）さん