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最恐雑草“ヤブガラシ”根元をハサミでチョキッと切ると…… “驚愕の結末”に「すごい」「知りませんでした」(1/3 ページ)

大切なのは庭への愛情。

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 除草剤や防草シートを使わずに“最恐雑草”を駆除する方法がYouTubeで紹介されました。雑草を根元でカットしてから半年後の姿を捉えた動画は記事執筆時点で4万5000回再生され、「すごい」「知りませんでした」などの声が寄せられています。

雑草対策|除草剤や防草シート不要でヤブガラシを駆除する唯一の方法

ヤブガラシにも試してみた

 動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「庭づくり大好きおじさん」。以前には、ドクダミをはじめとする雑草への対策方法をまとめた動画が話題になりました(関連記事)。今回は“最恐雑草”ヤブガラシの駆除方法を解説してくれるようです。

繁殖力が強いヤブガラシ
繁殖力が強いヤブガラシの駆除を試みる

 過去の動画では、ドクダミの根元をハサミで切断すると、手でちぎった場合とは異なり、新しく葉が生えてこないと伝えていました。この対策方法に関して「ヤブガラシに適用したらどうなるのか」との質問が多数寄せられたそうで、半年もの期間をかけて検証することにします。

 ヤブガラシは茎を長く伸ばし、木や草など周囲の物を覆うようにして成長する植物。絡みつかれた側は日の光を浴びらず枯れてしまうそうです。2024年6月、投稿者さんの自宅近くの歩道でも繁茂しており、たくさんの葉を生やしています。

歩道に生えているヤブガラシ
自治体の許可を得て撮影

 早速、自治体に許可を取った上でドクダミのときと同じように、このヤブガラシの根元をカット。切った部分は1日放置するとすぐにしおれ、葉はクシャクシャになってしまいました。

ハサミでカットした部分はすぐにしおれる
切った部分は当然しおれるけど……

半年後の姿は……

 根元を切ってから半年後、ヤブガラシが生えていた場所はどうなったのかチェックしてみます。撮影時期は冬であるため、以前のように生い茂ってはいませんが、地下に埋まっている茎や根は健在。特に茎の部分は、ハサミで切れないほど太く成長しており、投稿者さんも「とんでもないモンスター」「光合成の恐ろしさを感じます」と驚いています。

根元を切った半年後には茎が伸びているヤブガラシ
茎や根は健在
ハサミでは切れないほどに太くなった茎
ハサミでは切れないほどに太くなっている

 ヤブガラシは非常にタフで、残念ながら“根元でカット作戦”は通用しませんでした。そのため、地下の茎や根を掘り出し、株を丸ごと引き抜くのが最も有効だと結論づけています。

ヤブガラシ対策は根を掘って株を丸ごと抜くこと
丸ごと抜いてしまおう

 引き抜くのが一番の対策と分かったら、重要になってくるのは“庭への愛情”です。まめに管理してヤブガラシの株が小さいうちに引っこ抜けるよう「自分の庭を好きになること」を勧めています。

庭を好きになってまめに管理することが大切と解く投稿者
ヤブガラシのタフさには庭への愛情で対抗
株が小さいうちは簡単に引き抜けるヤブガラシ
小さい株は簡単に抜ける

光合成を阻害しよう

 また、ヤブガラシは他の植物と同じく光合成をして成長するため、大きくなった株に対しても「養分の製造工場である葉を切り落とせば体力を削れる」と解説。新芽をすぐにカットして光合成を阻害し、駆除しやすい状態に持ち込むのが有効だとしています。

成長した株の芽はすぐに抜く
芽はすぐに抜こう
成長した株の芽はすぐに抜いて光合成を阻害する
養分を作らせないのも重要

 目からウロコのヤブガラシ対策に、コメント欄では「これ私の嫌いなやつだーー!!」「暖かくなってくると知らぬ間にニョキニョキ生えてきますよね」「マメな管理して早めに処理することが大切なんですね」「見つけたらすぐ抜きます」といった声が上がっています。

 YouTubeチャンネル「庭づくり大好きおじさん」では、雑草対策やDIYのコツを公開中。Instagram(@niwazukuridaisuki_ojisan)でも情報を発信しています。

「庭づくり大好きおじさん」動画まとめ

目からうろこの雑草対策|ドクダミをハサミで切ると凄い事が起こった
【雑草対策】庭のドクダミに腐葉土を使ったら凄い事が起こったので報告します。
【雑草対策】カインズの撒くだけで防草できる砂は本当に雑草が生えないのか検証してみた

動画提供:YouTubeチャンネル「庭づくり大好きおじさん

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