耳がほとんど聞こえないシニア犬を保護した結果…… 子犬のように遊ぶ姿から愛情が伝わる 米(1/2 ページ)
こんなに変化するなんて。
米の非営利動物保護団体「Hope For Paws」が、高速道路の近くにいた耳がほとんど聞こえないシニアの野良犬を保護。その様子がYouTubeで公開されました。
「耳の悪いシニア犬が高速道路近くの広場に7カ月間住んでいる」と連絡を受けて「Hope For Paws」のスタッフが現場に向かいました。のちに「Mr. Rogers」(ミスター・ロジャース)と名付けられた犬は、スタッフが近づいても気付く様子はありません。耳がほとんど聞こえていないようです。
スタッフは慎重にミスター・ロジャースの首にリードを通し、「大丈夫だよ」と声をかけてごはんをあげます。ミスター・ロジャースは不安そうにしつつもごはんを食べ、スタッフに大人しく従ってくれました。ただ、ケージに入るのは少し怖かったようで、やさしくなでるスタッフに甘えるような姿を見せます。
たっぷりと時間をかけて保護したのち獣医師のもとへ。ミスター・ロジャースはシャワーを浴びてさっぱりしてから診察を受けます。血液検査によるとミスター・ロジャースは健康。耳は感染症の影響で聞こえづらくなっていたようです。
ミスター・ロジャースはたくさんなでられてすっかり安心したのか、やわらかい表情になりました。こんなに人懐っこいミスター・ロジャースが7カ月間もひとりぼっちだったのはすごく寂しかったでしょう。
ミスター・ロジャースは現在、新しい家族にたっぷりと愛されて、まるで子犬のようなパワフルさを見せています。感染症が治って耳も聞こえるようになりました。新しくもらった音の鳴るサンタのおもちゃで遊ぶミスター・ロジャースの姿がとってもほほえましいですね。これからもたくさん遊んで元気に過ごしてくれることを願います。
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かわいくて、とってもかしこい。
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