ワリエワ選手、指導に批判相次いだトゥトベリーゼコーチの誕生日を祝福　笑顔の2ショットで「おめでとう！」（1/2 ページ）

　北京五輪フィギュアスケートに出場したROCカミラ・ワリエワ選手が2月24日、コーチを務めるエテリ・トゥトベリーゼ氏の誕生日をInstagramストーリーズでお祝い。2ショットを公開しています。

　ワリエワ選手は「お誕生日おめでとう！」とコメントを添え、トゥトベリーゼ氏との2ショットを公開。顔を寄せ合い、笑顔を浮かべた2人が収められています。

　金メダル候補との声も高かったワリエワ選手を巡っては、北京五輪期間中にドーピング疑惑が報じられ、物議を醸す事態に。15歳という年齢が考慮されスポーツ仲裁裁判所（CAS）から認定を受け個人戦へ出場したものの、国際オリンピック委員会（IOC）はワリエワ選手がメダルを獲得した場合は授与式を行わないとしており、多くのスケーターが怒りと落胆を発信していました。

　非難が集中したワリエワ選手は、暫定4位という結果で終了。演技終了後、トゥトベリーゼ氏の厳しい叱責にも批判が相次いでいました。

　一方、ワリエワ選手は2月21日、コーチ陣との写真などを複数枚Instagramに投稿し、「私を鍛えるだけでなく、自分自身に打ち勝つすべを教えてくれました。競技だけでなく、人生においても役立つ教えです」「コーチたちがそばにいてくれれば、どんな試練も乗り越えられる」と感謝の言葉をコメント。

　トゥトベリーゼ氏も20日に選手陣らとの写真をInstagramで公開。「昨日までニコニコしていた人たちが、今日はスタンドから離れ、指摘を受け、ジャッカルのように襲い掛かり、さまざまな方法で尋問を提案する、そんな状況がいかに明白であるか」など騒動を巡る周囲の対応に皮肉をつづっていました。

　ワリエワ選手は18日に帰国。すでにリンクでの練習を再開しているとのことです。