サイゼリヤのキッズメニューは「60歳以上でも頼める」 意外と知られていない役立ち情報に「すごい」「全年齢向けにして」と反響(1/2 ページ)
ついでに間違い探しで脳トレもできて一石二鳥。
サイゼリヤで60歳以上の人でもキッズメニューを頼めるというツイートが話題になり、Twitterで「ニーズある」と共感の声が上がっています。その背景について、サイゼリヤに聞いてみました。
話題となったのは木花(@springflower)さんのツイートです。木花さんが、病気で食が細くなってしまったお母さんに「サイゼリヤだと60歳以上でもキッズメニュー頼めるよ」と話したところ、お母さんは「じゃあ行ってみようかしら」と乗り気に。そこで、「これは意外とニーズのある情報」だと思い、ツイートしたといいます。
サイゼリヤでは子ども向けのキッズメニューとして、通常よりも小ぶりなサイズの「おこさまタラコソーススパゲッティ」や「おこさまポップコーンシュリンプ」などを提供中。少量であるのに加えて、お皿も子ども向けのファンシーな柄ではないため、高齢者の方でも頼みやすくなっているのが特徴です。
Twitterでは、「サイゼリヤさんすごい」「これはうれしい」と称賛の声が上がっています。中には「年齢関係なく小食の人にも需要ある」「フードロス対策になる」と利用対象の拡大を求める人も見られました。
サイゼリヤに聞いてみたところ、60歳以上の人がキッズメニューを頼めるようになったのは2020年3月。2019年7月に通常サイズのスパゲッティの半分サイズで「おこさまミートソーススパゲッティ」「おこさまたらこソーススパゲッティ」を発売したところ、高齢のお客さんから「このサイズが量としてちょうど良く、おこさまメニューを注文できるようにならないか」という意見が多く寄せられたため決定したといいます。
「実際に高齢者のお客様に多くご利用いただいています。スパゲッティ単品だけでなく、いろいろな商品と組み合わせて食事したい時にちょうど良いというご感想をいただいています」(サイゼリヤ)
こうしたサービスが広がって、それぞれの人に適した量が自由に選べるようになるとうれしいですね。
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