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昔々、あるところにおじいさんがいたれけど…… 特に何も始まらない漫画「存在論(オントロジぃ)さん」が深くていい話(1/2 ページ)

ちょっと笑えて、じんわり来る話。

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 むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがいましたが、なかなか物語が始まらず――クスリと笑えて哲学的な漫画「存在論(オントロジぃ)さん」が好評を博しています。作者は透明いんげん(@invisible_bean)さん。


むかしむかし、あるところにおじいさんがいたけど何も起きなくて……

 主役はむかしばなしに出てくるおじいさん。しかし、自分がどのお話に出てくるおじいさんなのか、自分でも分かりません。おばあさんは川には洗濯にはいかないし、雀の舌を切る予定もなし……待っていても何も起こりません。


桃太郎でもなく、舌切り雀でもなく

 花咲かじいさんのような犬も飼っていないし、竹を切ってもかぐや姫は出てこない。「物語での役割」が分からず、自分は一体何者なのか、もしかして悪役なのかと思いを巡らすおじいさん。

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いったい自分は何者なのか?

 物語の主人公は誰なのか、どんな結末なのか、おじいさんはその答えを得ることができるのか――?


 いつか何かが起きると、ただ待っていただけのおじいさん。でも、自分の物語は始まるものではなく“始める”もの。クスッとなる要素を交えつつ、前向きなメッセージを伝える漫画には「すごく好き」「深い」「オチが最高にエモい」などの声が寄せられています。

作品提供:透明いんげん(@invisible_bean)さん

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