JR西日本が普通回数券の販売を9月末に終了　JRの回数券はJR北海道のみに（1/2 ページ）

　西日本旅客鉄道（JR西日本）は2022年6月29日、普通回数乗車券（回数券）の販売を9月30日に終了すると発表しました。

　販売を終了するのは、JR西日本線内で完結する区間と、JR東海、JR東日本、JR四国、JR九州にまたがる区間の回数券。JR西日本は2021年9月にICOCAエリア内で回数券の販売を終了しましたが、今回の発表により、ICOCAエリア外でも同様に回数券の販売を終了することになります。

　JR各社の動きを見ると、JR東日本、JR東海、JR四国がそれぞれ同社線内で完結する全区間の回数券を9月30日に販売終了することを発表しています。JR東海とJR東日本をまたぐ区間の回数券も販売を終了することに加え、JR九州は2021年9月までに回数券の販売を終了していることから、在来線の回数券が残るのはJR北海道線内で完結する区間のみとなります。

　なお、身体障害者割引、知的障害者割引、通学用割引の回数券は10月以降も引き続き販売します。購入済みの回数券は、販売終了後も有効期間内であれば使用可能です。

（大泉勝彦）

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