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伝説的ギタリストのカルロス・サンタナ74歳、公演中に熱中症で緊急搬送 「照明の下は45℃にもなり」妻が回復を報告

熱中症と脱水症状との診断。

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 7月5日(現地時間)、米ラテン・ロック・バンド「サンタナ」のギタリストで、メキシコ出身のカルロス・サンタナがミシガン州にあるパイン・ノブ・ミュージック・シアターでの公演中に熱中症と脱水症状で倒れ、緊急治療室に運ばれました。6日(現地時間)、公式サイトでは経過観察中と発表され、妻で同バンドのドラマー、シンディ・ブラックマン・サンタナはInstagramで夫の状態を「とても良くなった」と報告しています。


回復を報告する妻シンディ(画像はシンディ・ブラックマン・サンタナのInstagramから)
倒れたカルロスに駆け付けるスタッフら

 公式サイトでは、カルロスはマクラーレン・クラークストン病院の救急へ運ばれたと報告されファンの心配は尽きませんでしたが、その後シンディの出した声明では容体の回復を伝えています。

 「みなさんこんにちは! カルロスへの祈りや愛、ケアや気づかいを本当にありがとうございます! 彼は休息していて、とても良くなったことをお伝えします!」との声明にツーショット写真を添えたシンディ。そして熱中症と脱水症状との診断が出たと説明し「ステージ上は37℃くらい、照明の下は45℃にもなります。それに十分な水分を取っていなかったことが原因です」と真夏には過酷なステージ上の環境が原因だったと述べました。

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 しかし、「彼はすぐ生まれたてみたいに元気になりますよ! あらためて、ありがとう。愛しています! シンディ&カルロス」と最後はカルロスとの連名で、ファンを安心させてくれました。

 この報告にファンたちからは「いいニュース! 神のご加護を!」「すぐ良くなってください、マエストロ!」などと喜びの声があがりました。また、5日の公演へ行っていた人からは「昨夜は夫と会場にいました。お2人のため祈りと愛と光を送りながら帰りました。カルロスが元気だと聞いて本当に喜ばしくほっとしました。昨夜は本当に暑かった」と心配だった気持ちを伝えるコメントも寄せられています。


アースとのサマーツアー中だった(画像はアース・ウインド&ファイアーのInstagramから)
ツアーの様子

 サンタナが米バンドのアース・ウインド&ファイアーとともに6月から開催していたツアー「Miraculous Supernatural」は、ひとまず公式サイトで6日の公演が8月4日に延期されたことを発表。現在74歳のカルロスは2021年に心臓の手術を受けており、その際は12月に予定していたラスベガスでの公演を中止しています。

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