恋する先輩にぶりっ子する女子　先輩が知らない意外な素顔を描いた漫画のギャップがすごい（1/2 ページ）

　恋する先輩の前でつい“ぶりっ子”してしまう――一見カワイイ女子が意外な素顔を見せる漫画が人気を集めています。恋する相手にしか見せたくない顔ってありますからねぇ。

　プログラマーの小森さんは、篠原先輩には甘えて見せる「ぶりっ子」として、同僚たちに知られています。営業の篠原先輩でもわかるような凡ミスをしては「組んだコードが全然動かないんです」などと、泣きながら訴えるのを見て、同僚たちは冷めた目で見つめています。

　同僚の女性が「そもそも全然釣り合ってないし」と、呆れるのも無理はありません。それは、小森さんがぶりっ子だからというわけではありません。普段の小森さんは、篠原先輩が見ている小森さんとは少し違うからでした。

　実は「めちゃくちゃ優秀なゴリラプログラマー」である小森さん。篠原先輩が取ってきたクソ案件の無茶な納期でも間に合わせてしまうほどの実力を持っています。そんな人がどうしてクソ案件しか持ってこない篠原先輩に惹かれるのか理解できなくて、同僚女性は嘆いているのでした。小森さん、篠原先輩用のクソコードを用意するくらい、甘えるのに手間を惜しまないのもスゴい。

　小森さんのフォローをしているつもりが、実はフォローされていることにまったく気がついていない篠原先輩。小森さんくらい優秀だと、ちょっと手がかかる人の方が良いのかもしれませんね。甘えることでストレス解消するタイプなのかもしれない。

　作者は漫画家の羽流木はない（@warugi871）さん。現在原作を手がけた『普通と化け物』（漫画・篠月しのぶさん）がコミックウォーカーで連載中です。

作品提供：羽流木はない（@warugi871）さん