“育児で勘違いしていたこと”に気付かされた 父親の切ない思いを描いた漫画に「もれなく大号泣」「大事な事を教えてもらった」(1/2 ページ)
今までは子どもと「遊んでやっているつもり」でしたが……。
公園で出会った“ベテラン”パパの言葉に心揺さぶられ、育児についてのとらえ方が変化した――そんな漫画がTwitterで話題になっています。
公園に3歳の娘、えみりちゃんと遊びに行った作者の月光もりあ(@_moria_moria_)さん。公園には、男の子を連れたお父さんが先にいました。子ども慣れした様子でえみりちゃんと話すお父さんは、男の子が3人いる子育てのベテランでした。
そのお父さんは、月光さんと同じく土日に子どもと遊んでいるといいます。3人の男の子は中学校1年生、小学校4年生、公園に一緒に来ている子は5歳。長男と末っ子の年齢が離れていること、お父さんが10年以上この公園に子どもと遊びに来ていることに月光さんは驚きます。
男の子のお父さんは、昔、職場の先輩に言われたと、月光さんにこんな言葉を伝えました。「遊んで貰えるのも十年だぞ」。実際、小学校3年生にもなると、友だちと遊ぶばかりで、父親と遊ぼうとはしなくなってしまったそうです。「遊んでやっているつもりでしたが、遊んでもらってたんですねぇ」――言葉の重みをかみしめる月光さん。
月光さんはえみりちゃんが生まれたばかりのころを思い出し、小学校に入学するところを想像し、「あと…7年かぁ…短けぇなぁ」と子どもと遊べる時間が限られていることを悟ります。時にはイライラしたり、大変だったりするけれど、「期限付きのこの育児 より大事にしようと思った」と気持ちを新たにしたのでした。
漫画には「もれなく大号泣しました」「子どもに限らず、大切な人との時間を大切にしたいと思いました」「まだ我が家には子どもはいませんが、すごく大事な事を教えて貰ったと思いました」など感動の声が寄せられていました。子育て中の人からは「本当にそう思って、寝顔見たり、おむつかえたり、離乳食食べさせたりしてます」「全パパにみてもらいたいし、これからも息子たちを大切にする」など共感が寄せられていました。
月光さんは子育てをはじめとする家族の日常を題材に漫画を描き、TwitterやInstagram、ブログ「おれのあたまのなか」で公開しています。
作品提供:月光もりあ(@_moria_moria_)さん
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