レーシングドライバー・谷口信輝、緊急入院で「スーパーGT」決勝は断念　ペア・片岡龍也のみ「ゴール出来ない」レースへ（1/2 ページ）

　レーシングドライバーの谷口信輝さんが9月18日にブログを更新。谷口さんはペアドライバーの片岡龍也さんとともに宮城県のスポーツランドSUGOで開催された「スーパーGT」に出場していましたが、虫垂炎で緊急入院したため、18日に出場予定だった第6戦決勝は欠場することになったと伝えました。

　17日の夜に腹痛が発生し、市販薬を飲んだり寝ようと試みたりしたという谷口さん。しかし、「腹痛が加速し始めて、我慢のレベルを超え、『こりゃ無理だ』」と状態が悪化したためチームに相談したところ、救急車で搬送されることに。MRIの結果、虫垂炎だと診断されたことを報告しています。

　その後も、18日のレースに出場したいという思いから手術を決断できず抗生剤と痛み止めを点滴してもらい様子を見ていたものの、「夜中2時頃になっても全然無理っぽい」状態となり入院することに。翌週や翌々週にもレースが控えていたため、今回のSUGOでのレースは諦めて手術に踏み切ることにしたそうです。

　谷口さんはチームや関係者ファンなどに謝罪し、1人でレースを走ってくれた片岡さんに感謝の気持ちを伝えました。

　同日、片岡さんはTwitterで谷口さんの欠場や1人でレースに臨むことを報告。レースの規定により1人ではゴールできませんでしたが、駆け付けたファンの声援を受け「走れる限り皆さんの前を目一杯走りました。難しいコンディションの中で良いデーターも取れました」と結果は残せずとも満足のいく走りだったことを報告。「次のレースは谷口さんと2人で優勝目指します！」と次回レースに向けて宣言しています。

　ファンからは「色々と悔しいでしょうが、まずはお大事になさってください。そして、早く元気になって、復活してくださいね」と体調を気遣う声や「片岡さん本当にありがとうございました」「谷口くんがいない中で走る姿に感動しました！」と片岡さんに感謝する声とともに、「谷口さんとの名コンビを待ってますよ」と谷口さんの復活を願う声が届いていました。