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【クイズ「この動物、なーんだ?」】AIが生成した“ある生物”の名前を当ててみよう! 第3回「○○」編(2/2 ページ)

想像力こそが、すべてを変える。

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正解は……

 では、正解です。AIが生成したこの動物の正体は……「かっぱ(河童)」! みなさん、分かりましたか?

 鬼や天狗と並んで日本の妖怪の中で最も有名なものの1つとされる、河童。名前にもあるように童(わっぱ、子ども)のような体格で、全身が緑色(または赤色)。背中には亀のような甲羅、頭頂部には皿が描かれることの多い妖怪です。


1801年に水戸藩東浜で網にかかったというかっぱの姿。『水虎考略』(1820年)の写本から

 英語ではそのまま「Kappa」、または「River imp」「water imp」と表現するかっぱ。しかし、Stable Diffusionの学習データは主に英語のキャプション付き画像から学習していることもあり、日本語固有の表現や文化を画像生成に反映させるのは難しいようで、私たちが一般にイメージするかっぱの生成は困難を極めました。これは前回、伝説上の動物「麒麟(きりん)」の画像生成を試したときと似ていますね。

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 こうした背景もあって、単にテキストでその姿形を描写するだけでなく、思い切って別のアプローチで臨むこともときには有用なようです。実際、かっぱという単語は正しく解釈されていないようですが、「河童の川流れ」という言葉から「泳ぐかっぱ」というフレーズを連想し入力とすると、水と戯れるコスプレ人間が生成されました。テキストから画像を生成できるのは絵心がなくてもよい反面、記述する内容に工夫が求められます。皆さんならかっぱをどのように表現しますか?


これがねとらぼ編集部で「かっぱだね」と見解の一致を見たかっぱ

 AIに生成してほしい動物のリクエストや、かわいく・かっこよく生成できるおすすめのテキストがありましたら、ぜひねとらぼ生物部(@itm_nlabzoo)に教えてくださいね。

以前の「この動物、なーんだ?」クイズ

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