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2016年のタカラトミーの決算資料がカオスすぎると掘り起こされ話題に 「これがプロのパワポ芸か」「ボーボボの世界」(1/2 ページ)

作るの楽しかっただろうな……。

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 タカラトミーの2016年3月期決算資料が、「デザインがヤバすぎる」と話題です。途中からイラストや写真が激しく主張し出して、作業中に何か悪い物でも食べたの? ってくらいカオス。

商品の実績を誇るマッチョな「強いJAPAN」アイコン。なんと4ページ連続で現れたのち、「ASIA RISING」とか言い出します

 

TI(TOMY International)の不調を伝える下降線ゾンビ(?)たち

 

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改革の敢行を宣言するページ。かせのついたハンマーで、それまでの逡巡(しゅんじゅん)を表しているようですが、どちらかと言うとスマホゲームの広告(いざインストールすると違うゲームが始まるやつ)のような

 当該の資料は、序盤のページこそ連結損益計算書やら販管費明細やら無機的なデータが並んでいますが、7ページ目に大きな「革」の文字が現れたあたりから、突然ビジュアルが増えて異質なムードに。ムキムキの「JAPAN」アイコンが国内商品の好調を誇ったり、「下降線のお面」を着けた大量のビジネスマンが海外での不調を表したり、業績の好不調を視覚的に伝えてきます。

 ほかにも、大勢の子どもがメガホンで好成績を叫んだり、リカちゃんが日経のヒット商品番付入りをアピールしたり――。これが決算説明会というお堅い場で公開されたかと思うとじわじわくるページが続々。6年前の資料ながら、あるTwitterユーザーに発見されたことで広まり、「これがプロのパワポ芸か」「ボーボボじゃないですか」「ボブネミミッミみたい」「パワポにイラストや写真を入れないと死ぬ時代だったの?」などと反響を呼びました。

 なお、タカラトミーのIRライブラリーを確認したところ、こうした決算資料の“クセ”は、2013年から少しずつ顔を出してきたもよう。その後年々エスカレートして、今回話題となった2016年分でピークを迎えるも翌年にはおとなしくなり、2018年には影を潜めています。どこかで我に返った感すごい。

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