金属の「鍛え」なら任せとけ！　日本車の高品質を支えるスーパー町工場、プロが魅せるすごい技術に超感心（1/2 ページ）

　金属の「鍛え」なら任せとけ！　自動車部品製造・加工の熱研が公式YouTubeチャンネルで、町工場のガチ技術、金属を鍛える重要工程「焼入れ／熱処理」の様子を公開しています。これが……すごい！　「職人さんスゴイ」「さすがの丁寧なお仕事」とびっくりした声があがっています。

　自動車は、各所に大小数え切れないほどの金属部品を用いてできているのはご存じの通りです。これらの金属部品は破損や故障が許されない「強さ」を求める場所に使われます。……ほとんどの場所ですね。

　金属は単にガチガチに堅ければいいのではなく、靭性（ねばり強さ）なども複雑に掛け合わせて「強く」なります。

　部品をごぉぉぉぉと真っ赤になるまで熱し、液体へひたして急速冷却じゅわぁぁぁ。そんな金属を部品要件に合わせて「鍛える」重要工程、それが熱処理です。ギアのような大きな部品も、小指ほどの小さなねじも。この処理の仕方、加減どころに長年培った知られざるスーパー技術とノウハウが詰まっているそうです。

　動画では、同社が得意とする電気と熱と水を使った珍しい手法「高周波熱処理」の様子をじっくり見られます。金属の特性、使用場所の要件などを見極め、最適な熱処理を施して製造していく職人さんやっぱりすげぇ……。金属の鍛えなら任せとけ。同社は「金属のジムトレーナー」をうたっています。なるほど！

　私たちの誇り「日本車は高品質」や「安心・安全な生活」を支えてくれている町工場のスーパー技術にあらためて目からウロコです。

（カナブンさん）

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