高級ブランド、再現度が高過ぎる“ポテチの袋”バッグを発表 27万円と報じられネット騒然 「家賃じゃねえか」(1/2 ページ)
各フレーバーそろってます。
仏パリを拠点とする高級ブランド、バレンシアガが2023年夏コレクション「The Mud Show」でポテトチップスのブランド“レイズ”とコラボレーションしたバッグが話題になっています。本物と見紛うほどの精巧さに加え価格は1800ドル(約27万円)と報じられ、ネット上では仰天する人が続出しました。
このポテトチップスバッグは、「クラシック」「レモン」「ソルト&ビネガー」「フラミンホット」などさまざまなフレーバーをラインアップ。ただしフレーバー名のところには代わりに“バレンシアガ”のブランド名が印字されているのが明らかな相違点。裏地はメタリックシルバーで、裏面にはバーコードやカロリーまでが本物そっくりに記載されており、パッケージ表面のしわの付き方や光の当たり具合など、まさにポテトチップスの袋にしか見えないオリジナルに忠実な再現度です。
9月26日から10月4日まで開催されたパリ・コレクションでこのバッグが発表された際には、最先端のファッションに身を包んだトップモデルたちが食べかけのポテトチップスの袋を持っているとしか見えない姿でキャットウォークを颯爽(さっそう)と歩きました。
バレンシアガのアーティスティックディレクター、デムナ・ヴァザリアは、コレクションに先立ち6月のアントワープ王立芸術アカデミー卒業製作ショーでこのアイテムを持っているのを目撃されていました。デムナがパリコレ終了後にこのバッグをSNSでシェアすると、「何でだよ」「冗談なんだよね?」「理屈がわかんないわ」と戸惑うユーザーが続出。「バレンシアガ全然ヘルシーじゃないな……」と平静を保とうとしたり、「単純にこれがレザーバッグってすごくない?」と高度な革加工技術に言及しようとする人、「デムナはいつもポストモダニズムの手法を使ってファッションで発言をするのさ」とデムナの芸術的思考に理解を示す人など、さまざまな反応が寄せられました。
そしてこのバッグが1800ドル(約27万円)だと各メディアで報じられると、「家賃じゃねえか」「ごみと間違えて捨てられるだろ」などともはや擁護派もお手上げといった様子。バレンシアガはこの価格の真偽について回答していませんが、以前販売された「イケアのショッピングバッグそっくりなバッグ」は当時のレートでは約26万円で販売されました(関連記事)。こちらのポテトチップスバッグは年末からバレンシアガ公式オンラインショップで購入可能になる予定です。
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