戦艦大和の主砲を製造した大型旋盤、大和ミュージアムでの保存に向け広島・呉に上陸　クラファンで2.7億円集めたプロジェクト（1/2 ページ）

　戦艦大和の主砲を製造した大型旋盤が、大和ミュージアムでの保存に向けて、広島県の呉に上陸しました。

　この大型旋盤は、戦艦「大和」に関連する大型工作機械の中で唯一現存している「15299機」。保管していた兵庫県の機械部品製造会社から、大和ミュージアムに寄附の申し出がありました。大和ミュージアムは「15299機」輸送・設置費用を募って2021年8月にクラウドファンディングを実施。最終的に約2億7000万円の寄付が集まりました。

　旋盤は11月4日に大和ミュージアム西側岸壁に陸揚げされました。22日に展示施設予定地へ設置される予定となっています。