実写映画「東京リベンジャーズ」続編、前後編2部作で「血のハロウィン編」描く　GWと夏に公開へ（1/2 ページ）

　『週刊少年マガジン』（講談社）の人気作品を原作とした実写映画「東京リベンジャーズ」の続編は、前後編2部作で「血のハロウィン編」描くことが明かされました。前編が2023年のゴールデンウィーク、後編が夏に公開予定です。

　『新宿スワン』などの作品でも知られる和久井健さんが2017年から『週刊少年マガジン』で連載中の『東京卍リベンジャーズ』は、タイムリープの能力を持った主人公・花垣武道（タケミチ）が関東最凶不良集団の頂点を目指す物語。

　ヤンキー漫画にタイムリープ設定を導入した内容は人気を呼び、2021年にはテレビアニメ化。また同年7月には、主人公・タケミチ役の北村匠海さん、マイキーこと佐野万次郎役に吉沢亮さん、ヒロイン・ヒナ役に今田美桜さんをキャスティングした実写映画も公開。最終興行収入は45億円で、「劇場版 呪術廻戦 0」「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」「名探偵コナン 緋色の弾丸」などアニメ作品が上位を独占した同年の興行収入ランキングでは実写映画でてっぺんを取っていました。

　こうした映像化などもあって作品は認知度を増し、原作の累計発行部数は6500万部を突破（2022年7月時点）。実写映画の続編は2022年7月30日放送のフジテレビ系列「土曜プレミアム」で、映画「東京リベンジャーズ」が放送された際、番組放送後に制作が発表されていました。

　原作の「8・3抗争編」が描かれた前作に続き、前後編2部作で描かれるのは原作のコミックス4～8巻の「血のハロウィン編」。テレビアニメ1期でも映像化された「東京卍會」と「芭流覇羅」の抗争には、タケミチ、マイキー、ドラケンら主要キャラクターに加え、場地圭介、羽宮一虎、松野千冬といった新キャラクターも登場。それらを演じる俳優にも期待が寄せられています。

　2部作となる続編のタイトルは「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-」「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-」。「-運命-」は2023年のゴールデンウィーク、後編の「-決戦-」は2023年夏公開予定。なお、2023年1月から放送予定のテレビアニメ2期は血のハロウィン編に続く聖夜決戦編が描かれる予定です。

(c)和久井健／講談社

(c)2023映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」製作委員会