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カラフルな木材がかわいいウサギさんに! 寄木で作るアクセサリーに「すべすべ」「ほしい!」(2/3 ページ)

ピカピカな仕上がり。

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すべすべな寄木アクセサリーができるまで

――作り始めたきっかけを教えてください。

 もともと木の風合いが好きで、木工で日用雑貨などの小物を中心に作っていました。そのうちに妻がアクセサリーを作ってほしいと言ってきて、妻のために作り始めたのがきっかけです。

――デザインはどのように決めているのでしょうか。

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 デザインは保育士の妻が描いたイラストから起こしているのですが、保育園の子どもたちや先生たちが好きそうなかわいくて優しい形を描いてくれます。作るたびめちゃくちゃ褒めてくれるので、かわいさを追求するようになりました。

 最初は単純な1ピースのものを作ってましたが、もっと妻を喜ばせたいと思いギンガム、タータン、アーガイルなど実在するチェック模様を木で再現できないかと考えて、それを組み込んだ動物さんも作るようになりました。

 半立体的な形になっているのは、アイコンみたいに動物さんのデザインを際立たせるためでもありますが、立てて並べても楽しめるようにするためです。

――素材はどのようなものを使っていますか。

 日本を含め、世界各地の銘木と言われる硬くて重い木を使っています。着色は一切しておらず、全て木材本来の色です。木は種類ごとに色や模様が違うので、それを生かして動物の模様や毛並みを表現しています。

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 例えば今回のウサギさんも、赤やピンク、白色の木を細かいパーツにカットして接着し、1匹のウサギさんになっています。

ジャケットを寄木で表現

――制作にはどれくらい時間がかかるのでしょうか。

 普通のサラリーマンですので、週末と平日帰宅後に作業して、1つの作品を作るのに1週間くらいかかります。硬い木を使っているので特に研磨に時間がかかるんです。河原の小石のように、つい撫でたくなるようなすべすべの触り心地をいつも目指しています。

つい撫でたくなるぐらいすべすべ

――SNSでの反響もすごいですね。

 見た人が少しでもほっこりしていただけたらと思って、妻と楽しんで撮影しています。庭で育てた花や、散歩に出掛けた先で見つけた季節の植物、時には妻が焼いたお菓子と一緒に写真を撮ることもあります。

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 最近は日本をはじめ、ウクライナや中東、ブラジル、アジア、さまざまな国の人から買いたいとコメントをいただくようになりました。希望に応えられず心苦しいばかりです。まだ実現できていませんが、いつかは販売したいと思っています。


 はじまりは妻のためというエピソードもほっこりさせられます。まさにこだわられた愛の逸品。いつか販売されるその日が楽しみですね。

作品提供:寄木のアクセサリー工房 ロングテール(@LongTai16497348

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