川島永嗣、“代表引退”の意向を示す　W杯に4度選出「代表はいつまでも憧れ」「でもここが一区切り」（1/2 ページ）

　サッカー日本代表GKの川島永嗣選手が12月15日にInstagramを更新。代表引退と受け取れる長文を投稿しており、ファンからは「長い間日本のゴールマウスを守って頂きありがとうございました」「本当に本当にお疲れ様でした」など反響が寄せられています。

　4大会連続でW杯メンバーに選出され、カタール大会ではチーム最年長のベテランとして役割を全うした川島選手。この日の投稿では、「日の丸を背負うことは何より誇らしく、そして何より尊い。思い返せば2007年。初めて日本代表に呼ばれた時の事は今でも鮮明に覚えている。サッカー少年だった頃からの夢が現実になった瞬間の興奮、喜び、そして何より感じた身体中を包みぐっと突き刺さる責任感。あの日から15年」と代表初選出から15年という長い年月を振り返りました。

　4度のW杯については、「夢の舞台で計り知れない喜びを仲間と輪を作り喜び、そして生まれ育った日本という国を思う人達と共にその喜びを分かち合いました。そして幾度となく、破れぬ壁を前に底知れぬ敗北感も味わってきました」と歓喜と絶望の繰り返しだったことを回顧。

　また日本サポーターの応援に感謝を伝えた上で、「この15年。人生すべてをかけてこの日本代表という場所で戦い続けてこられたことに大きな誇りを感じます。日本代表はいつまでも憧れ、そして夢の場所。でもここが一区切り。ここからはまた自分の挑戦に集中していきたいと思います。そして、夢の日本代表という場所でまたどんどん素晴らしいGKが育ち、活躍していってほしい」と代表引退の意向を示しています。

　最後には、「心から皆さんに感謝したいと思います。本当にありがとうございました!!　自分の追いかける夢が、また日本サッカーの為に少しでも繋がっていくよう日々精進していきます」と感謝の思いをつづった川島選手。

　ファンからは、「闘志あふれるセービングにいつも感動してました。本当にお疲れ様でした！」「物心ついた頃から、GKといえば川島選手でした　これからも応援しています」「日本代表で活躍された川島さんの勇姿忘れません」「どんなときも日本代表を支え続けてくれてありがとうございました!!」など功績と健闘を称えるメッセージが多く寄せられました。