米フォード、走行性能を強化したサーキット専用モデル「GT MK IV」発表　価格は2億2900万（1/2 ページ）

　米自動車メーカー・フォードが、サーキット専用モデルとなる高性能スポーツカー「GT MK IV」を発表しました。

　フォード「GT」は1960年代にル・マン24時間レースで優勝するために、巨額の資金を投じて開発した「GT40」をインスパイアして作られています。

　GT MK IVは市販モデルのGTをベースに開発。パワートレインには、ツインターボEcoBoostエンジンとレース用のトランスミッションを組み合わせて、最高出力800馬力以上を発揮します。

　外装はカーボンファイバー製ロングテールボディーを採用しており、空力に重点を置いたエクステリアデザインが特徴です。ハンドリングを高めるため、通常より長いホイールベースのシャシーを備えています。

　GT MK IVの生産数はル・マン24時間レースで優勝した1967年にちなんで計67台の限定生産となる予定です。販売価格は170万ドル（約2億2900万円）、納車は2023年の春後半となります。