「なんかアレ昔見た事がある」　べらぼうなヒーロー「タローマン」が昭和に実在していたと話す父親にツッコミの声（1/2 ページ）

　日常のハッとするような気付きを与えてくれるツイートを、イラストとともにご紹介する企画「その視点はなかった」。今回は、NHKで放送された番組の主人公「タローマン」は昭和に実在していた!?　というお話です。

タローマンは実在したか否か

タローマン、うちの親父殿が「なんかアレ昔見た事がある」とか言い出したので「正気に戻れ親父！！アレはNHKがとち狂って作った番組だ！！昭和にタローマンは存在していない！！！」と必死の説得を行っていた

（あきさんのツイートより）

　ある日、ツイートの投稿主である、あき（@mobius0413）さんのお父さんが、「若い太陽の塔」を彷彿（ほうふつ）とさせるヒーロー「タローマン」を見て「なんかアレ昔見た事がある」と言ったのだそうです。

　「タローマン」は、1970年代に放送されたという設定で、2022年にNHKで放送された、岡本太郎式特撮活劇「TAROMAN」の主人公。あきさんは、いかにも昔放映されていたような雰囲気ではあるけれど、これは新しく作られたものであり、「昭和にタローマンは存在していない」と話します。

　しかし、大阪万博リアルタイム勢のお父さんは「いやなんか見たことがある気がするんだよ」と言うので、あきさんは全力で否定したそうです。それ、タローマンじゃなくて、太陽の塔かも……!？

　しかし、よく聞いてみると、岡本太郎さんが亡くなった後のテレビの特番でタローマンのような何かが出てきたのだとお父さん。この投稿を見た人から、岡本太郎さんが太陽の塔のかぶりものをした画像が寄せられ、タローマンではないけれど、岡本太郎さんが扮（ふん）したタローマンのようなものが存在していたことはわかったようです。昭和にはタローマンはいなかったけど、岡本太郎マンはいた……のかもしれません。

　このツイートには「ん？何を言ってらっしゃるのですか？親父殿の言うことは本当のことではありませんか～」「制作側からしたらしてやったりでしょうね」「ま、まぁモチーフの方は見たことあるはずなので...」など、さまざまコメントが寄せられています。

　

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