「こんなことある!?」 音楽を聞いてる途中でCD-Rが透明のディスクになった投稿が「怖すぎる」「気をつけたい」と話題に(1/2 ページ)
原因や対策をディスクメーカーに聞いてみました。
CD-Rに書き込んだ音楽を聞いていたら突然無音になり……。光ディスクの表面がはがれて透明になってしまった投稿が「怖すぎる」「衝撃的」と話題になっています。
投稿者は、Twitterユーザーのyishii(@yishii)さん。再生機から取り出したCD-Rはただの透明な円盤になっており、どうやら再生している途中でデータが記録された層がはがれてしまったようです。それにしても見事なまでのはがれっぷり……。
ツイートには「CDの寿命って30年ぐらいって聞いてたけど…本当にこうなってしまうんですね」「初めて見た」と驚く声が寄せられ、データはもちろん、再生機側への影響も懸念されることから「車のオーディオでやったら死ぬ…」「気をつけないと」の声が上がり、約8000件のRTと3.7万超の“いいね”が集まる反響を呼んでいます。
なかには「自分は実家に置いてた30年前の音楽CDがそうなってました!」「収納ケースに入れて置いたら出す時に剥がれたことあります」との声もあり、「安物CD-Rではよくある」など、注意しているという声もみられます。
上記の現象の原因について、ディスクメーカーに聞いてみたところ、今まで同じような現象での問い合わせやクレームで出たことがないため「回答を持ち合わせておりません」とのことでした。
一般的に光ディスクの寿命は数十年と言われていますが、その製品の品質や、使い方および保管環境で短くなることが知られています。特に重要となる保管方法については、
「直射日光が当たる場所や高温高湿の場所、結露が生じないように温度差の激しい場所では保管しないでください。また、プラスチックケースなどのケースに入れて、ディスクにゴミやホコリが付かないようにご注意して保管してください」(ディスクメーカー)
なお、ディスクをお手入れする場合には、以下に注意するよう呼びかけています。
- 記録面に付着した汚れを拭き取るときは、メガネ拭き等の繊維くずが出ない柔らかい布などを使用すること
- 記録面の中心から外周部に向かって傷が付かないように軽く拭くこと(※円周方向に拭くと、誤って傷が入った場合にデータが消失する可能性が高くなるためお勧めできない)
もし大切なデータを光ディスクに残す場合には、定期的にバックアップをとるようにしましょう。
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