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春サメ前線到来! 怒涛の新作サメ映画情報まとめ 「ニンジャVSシャーク」公開や「シャークネード」シリーズ劇場上映など

2023年は、サメ年。

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 2023年の干支をごぞんじだろうか? ウサギではない。サメである。もうここ5年ほど「今年はサメ年」と言っている気がしないでもないが、2023年こそ本気のサメ年だ。

 そんなサメ年の春――つまり“春サメの季節”に立て続けにサメ映画のリリースや劇場公開が行われることが決定しているので、サメ映画フリークの方々にまとめてお伝えしたいと思う。なお、本記事の筆者(サメ映画ルーキー)も各イベントに関わっているので、バリバリのダイレクトマーケティングである。ご了承いただきたい。

「シャークネード」シリーズ劇場上映

 巨大な竜巻が大量のサメを巻き上げながら上陸し、天から腹ペコのサメを市民の頭上に巻き散らかす迷惑極まりない自然現象である「シャークネード」。そんなサメ台風が初めてカリフォルニア沿岸を襲ったのが2013年。つまり人類が空を飛ぶサメを当たり前のこととして受け入れるようになってから10年もたったのである。

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 そのアニバーサリーを大々的に祝おうと立ち上がったムービックによる「シャークネード」シリーズ全6作劇場(!)上映イベントが「SAMEフライデー」として開催中であり、3月には1作目の「シャークネード」と2作目「シャークネード カテゴリー2」が上映される。入場特典として特製ポストカードが配布される他、限定グッズの販売も決定している。

シャークネードシリーズ10周年記念イベント SAMEフライデー

  • 「シャークネード」 3月3日 池袋HUMAXシネマズにて上映
  • 「シャークネード カテゴリー2」 3月21日、24日 池袋HUMAXシネマズにて上映 その他、川崎チネチッタでも順次上映予定

(C)2023 The Global Asylum Inc All Rights Reserved 主催:株式会社ムービック 提供:ニューセレクト株式会社

「ムーンシャーク」先行劇場上映会

 月の裏側に潜んでいたのは機械生命体でもナチスでもなく……サメだった!! サメ映画界の悪の枢軸・アサイラム社が昨夏米国に放った「ムーンシャーク」の先行劇場上映イベントが行われる。

 かつて冷戦下にソ連が開発した生物兵器であるサメ人間が暴走、スペースシャトルで月にぶっ飛ばすことで廃棄処分された。……はずが、サメは月で生きていた! そして時は現代に移り、有人月面調査を試みたアメリカの宇宙飛行士たちが月でサメ人間に遭遇してしまうというストーリーだ。なお、同日開催の「コマンドーニンジャ」上映イベントでは、今夏配給される新作Z級サメ映画の告知も行われることになっている。

「ムーンシャーク」先行劇場上映会

4月1日 池袋HUMAXシネマズにて上映

(C)2023 The Global Asylum Inc All Rights Reserved 主催:NISHIKURAーEX 提供:ニューセレクト株式会社 ※製品版DVDの上映

「妖獣奇譚 ニンジャVSシャーク」劇場公開

 既にサメ映画界隈で話題を呼んでいる、「日本対サメ映画」とでも言うべき「妖獣奇譚 ニンジャVSシャーク」。サメとニンジャというジャンル映画の二大巨頭が競演を果たすだけでも夢のような話なのに、監督を務めるのはウルトラマンに仮面ライダー、そしてスーパー戦隊までも手掛ける特撮・アクション界の雄、坂本浩一氏である。

 時は江戸、突如出現した巨大ザメを討伐すべく、江戸幕府が忍者にサメ狩りを命じるというストーリーだ。4月14日より全国ロードショーが始まる本作は「今年絶対に見逃せないサメ映画」の一本となることは確実である。

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「妖獣奇譚 ニンジャVSシャーク」

4月14日 ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマロサ、新宿シネマカリテ他にて全国ロードショー 配給:エクストリーム

(C)2022 REMOW

「イド・シャーク 心霊調査ビッグサマー」完成披露上映会

 超常・心霊現象のリサーチを行うチーム「心霊調査ビッグサマー」の夏目大一朗監督がついにサメ映画に手を出してしまった。とある行方不明者の調査依頼を受けたビッグサマーだったが、訪れた怪しげな村の廃井戸からは夜な夜な奇妙な水音がして……という心霊サメ映画「イド・シャーク 心霊調査ビッグサマー」の完成披露上映会が開催される。

 今さら井戸からサメが出たところでサメ映画ファンは驚かないとおもいきや、チケットは即完売。サメであれば何でも良いのだろうか。追加の上映も行われる可能性があるので、気になる方は公式サイト等をチェックして欲しい。

ksonといっしょにみる! 「KANIZAME シャークラブ」

 カブトガニ映画界の超新星「キラーカブトガニ」に対抗すべくサメ映画界が送り込んだ刺客は、サメ×カニの「シャークラブ」だった! 監督はご存知「シャーケンシュタイン」や「シャーキュラ 吸血鮫」のマーク・ポロニア。特殊効果を務めるのは「ビッグ・クラブ・パニック」などのブレット・パイパーであり、彼が得意とするストップモーションが炸裂している。

 発売は4月6日の予定だが、既に何度か行われた先行上映会では「意味が分からなかった」と絶賛されている。翻訳者である私も全く同感である。そんな本作をVTuberのksonと同時視聴するライブ配信がニコニコ生放送にて行われる。数多くのアレなサメ映画と向き合ってきたksonはカニザメに打ち勝つことができるだろうか。

ksonといっしょにみる!「KANIZAME シャークラブ」

VTuberのあそびば(ニコニコ生放送)にて3月25日 19:00から放送

「ジョーズ ザ・ファイナル」発売

 サメ映画の中では貴重な良作「赤い珊瑚礁 オープン・ウォーター」のアンドリュー・トラウキ監督が十余年の時を経てサメ映画界に帰還。シーカヤックを楽しんでいた主人公たちが人食いザメにつけ狙われるという真っ当なサメ映画である。アクの強いサメ映画で胃もたれした時、こういう作品で本来のサメ映画らしさを思い出すことも重要だ。

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「ジョーズ ザ・ファイナル」

(C)2022 TR2 HOLDINGS PTY LTD/発売:AMGエンタテインメント 販売:アメイジングD.C./4月5日発売/4400円


 洋の東西を問わずさまざまなサメ映画が飛び交い、もはや「春サメ祭り」と言っても過言ではないこの春。イベントの詳細は各公式リンクからチェックして欲しい。例年以上の超ビッグウェーブが訪れそうなサメ映画のムーブメントに乗り遅れるな!

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