5年前に他界した母から息子へ“天国からのランドセル代”が届いた ジーンとくる良い話のまさかのオチに「ちょ…おまw」(1/2 ページ)
おばあちゃん、ありがとう。
心がほっこりする日常の一場面を切り取ったツイートを、イラストとともにご紹介する企画「すてきな実話」。今回は亡くなった母が、こっそりとランドセル代をためておいてくれたものの……というお話です。
「母ちゃん、2万足りなかったよ」
天国からランドセルが届きました。
去年8月に注文したんですが、正月に妹と会った時に5年前に他界した母からランドセル代を預かっているとお金を渡されました。
母とは一緒に住んでいてある朝突然亡くなったのですが、自分の死期を悟っていたのか私が知らないうちに妹に預けていたようです。
当時息子は2歳で母の事は覚えていませんが、天国のおばあちゃんからの最後のプレゼントだから大切に使うんだよと伝えると、箱から出したピカピカのランドセルを背負って仏壇の前に座り、おばあちゃんありがとうと言ってました。
私も母に伝えたい事があり久しぶりに仏壇に手を合わせました。母ちゃん、2万円足りなかったよ。
(なごみ庵さんのツイートより)
熊本で日本料理店などを営んでいるというなごみ庵(@shidasi9)さん。あるとき妹さんが、母から預かったというランドセル代を渡してくれたそうです。死期を悟ったのか、なごみ庵さんが知らないうちに妹さんに預けていたとのこと。息子さんにランドセルを購入し、おばあちゃんからの最後のプレゼントだから大事につかってね、というと息子さんは喜びながら仏壇に向かって感謝の言葉を述べていたとのこと。
なごみ庵さんも伝えたいことがあったため、久しぶりに仏壇に手を合わせたそうです。その内容は「母ちゃん、2万足りなかったよ」。か、母ちゃーん……!
返信欄には「物価上昇には勝てなかったのですね……」「とんでもないオチをもってきた」という声の他、「ランドセル高いですよね……」という声も。
「息子は大喜びで今日も背負って遊んでいました」と語るなごみ庵さんは、「照れくさいので母への感謝は心の中でしました」ともツイートしています。おばあちゃんからのお金はちょっと足りなかったけど、そこもまたご愛嬌ということで……。
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