スーパーカブ専用のランドセルが登場!? 老舗ランドセルメーカーが愛好家“カブヌシ”目線で本気で開発(1/2 ページ)
収納力、機能性、デザイン性にこだわったカブヌシ専用の“ランドセル”です。
「天使のはね」で知られる老舗ランドセルメーカーのセイバンが、ホンダのバイク「スーパカブ」シリーズ専用の「ランドセル型サイドバッグ」を開発。クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて予約販売を開始します。プロジェクト実施期間は3月29日から5月7日まで。
ランドセル型サイドバッグは、「ブラック」「カーマインレッド」「カーキ」「ブラウン」の4色展開。それぞれ限定生産で、販売数が上限に達した時点で販売終了となります。
スーパカブ愛好家、通称・カブヌシたちのなかでは、もともとランドセルをサイドバッグとして使用している人が一定数いることが知られています。2012年には、Yahoo!オークション(現在はヤフオク!)に「お父さんマジやめて仕様」という名前でランドセルを装着したバイクが出品され、ネット上で話題に。なお、現在ではその呼び方がミーム化しているようです。
そういった背景もあり、セイバンは職人達の開発力や遊び心をアピールできる機会として、ランドセル製造の技術を駆使した本気のサイドバッグ開発をスタート。企画段階から、カブヌシでデザイナーのJUNBOwさんが協力し、約1年半の期間で十数回のプロトタイプが作られ、今回ついに安全性や機能性を兼ね備えたランドセル型サイドバッグが完成しました。
同製品では、カブの収納力の低さを補うべく、約8リットルの容量を確保。日帰り旅行程度の荷物が十分に入るサイズだとしています。相性の良さや一定の人気があることから、あえてランドセルのフォルムを生かしたデザインを採用しました。
また、長年改良を重ねてきたランドセル「天使のはね」の機構をベースに、使いやすさを追求した専用の機構を搭載しました。片手で簡単にバッグの開閉ができる「ワンタッチ錠前」、グローブを装着したままでも簡単にポケットの開閉が可能な「マグネットホック」、走行時に横からの雨などの侵入を防ぐ「レインカバー」、他にもカブ専用の装着ベルトも新たに開発しています。
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