おしどり夫婦、米俳優が12年の結婚生活に終止符　長女が母に「限りなくインスパイア」と愛の言葉送る（1/2 ページ）

　3月24日（現地時間）に、映画「キューティ・ブロンド」（2001年）「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」（2005年）などで知られる米俳優のリース・ウィザースプーンと米タレントエージェントのジム・トスが離婚を発表。12年の結婚生活で公私ともに力を与え合うパワーカップル、そして新しい家族の形を示すおしどり夫婦と思われていた2人の離婚には業界にも衝撃が走りました。

　リースとジムは両名の署名入りでInstagramへ声明を投稿し、個人的なお報せと前置きして、「細心の注意と考慮のもと、私たちは離婚という難しい決断をしました」と発表。

　「私たちはすばらしい年月をともに楽しみ、そして私たちが一緒に作り上げてきた全てのものへの相互尊重をもって前に進んでいきます」と関係は良好なままであることを説明し、「私たちの最優先事項は、息子と家族全員のことです」と家族、特に2人の息子でリースにとっては3人目の子どもとなる10歳のテネシー・ジェイムズのことを第一に行動すると明かしました。

　さらに「この問題は決して簡単ではなく、極めて個人的なことでもあります。この時期、私たち家族のプライバシーを尊重してくださるようどうぞよろしくお願いいたします」と全ての人へ嘆願しました。

　リースは1999年に、映画「クルーエル・インテンションズ」（1999年）で共演した米俳優ライアン・フィリップと結婚。同年に長女のエイヴァが生まれ、2003年には長男ディーコンを授かりましたが2007年に離婚。

　この離婚が発表される前から、業界でどんどん躍進していくリースに対し、ライアンのキャリアが停滞している格差カップルなどと囁かれ、ライアンがリースに嫉妬を燃やしているとメディアに書き立てられることもありました。

　その後2011年にタレントエージェントであるジムと再婚したリースはさらにキャリアを伸ばしていき、夫の後押しが彼女をさらに飛躍させているパワーカップルとしてみられていました。

　仕事の面だけではなく私生活でも仲むつまじい様子をみせており、2012年にはテネシー・ジェイムズが誕生しましたがジムは変わらず義理の父としてエイヴァとディーコンとともに暮らし、再婚時まだ幼かった子どもたちの育児をともに担ってきました。

　一方でリースと元夫となったライアンは、別々の人生を歩みながらもエイヴァとディーコンの両親としてお互い協力し合い、子どもの誕生日をともに祝ったり、長男ディーコンの高校卒業式にもライアンが駆け付けたりと、離婚したあとも子どもたちにとって良い親であるよう努力する姿勢をSNSなどでシェアし、世間に可視化してきました。

　今回の離婚は、リース47歳の誕生日であった3月22日の2日後に発表されました。発表の前日となる23日にはリースの長女エイヴァが一緒に食事をする幸せそうな母の写真をInstagramへ投稿。誕生日を祝う言葉とともに、「私は彼女に限りなくインスパイアされていて、彼女が成し遂げたこと全てを誇りに思います。でも私がもっと感心しているのは、好奇心旺盛で、思いやりがあって、優雅で、愛情深く世界中を駆け巡っている彼女の姿。年々彼女を愛する理由が増えていくし、今年も私の人生の中で彼女の輝く光を祝うことができる、そのことにわくわくしています。ずっと大好きだよ」と大きな愛のメッセージを送っています。

　エイヴァとリースはセレブ母娘の中でも特に仲が良いことで知られており、容姿も酷似していることから“双子のような母娘”などと表現されることも。発表の前日でもあり、すでに成人しているエイヴァは離婚について知らされていたと思われますが、そのメッセージからはこの離婚がリースの人生にとって前向きなものであることが想像されます。また、リースもこのエイヴァの言葉へ「あなたみたいな娘を持つことができて、私は何て幸運なんだろう？」と反応しています。

　今回のリースとジムの離婚発表へはコメントが制限されていますが、元夫ライアンと共演した「クルーエル・インテンションズ」で敵対する役を演じていた米俳優サラ・ミシェル・ゲラー、特に仲が良い親友として知られている米俳優ジェニファー・アニストン、2022年に離婚し現在2歳長男のシングルマザーとして生活する英俳優でモデルのエミリー・ラタコウスキーら多くのセレブが一般のファンとともにいいねをしています。