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機械がなかったころの職人技に称賛 あざやかに紙を折る手さばきに「すごい!」「流れるような動きの全てが綺麗」(1/2 ページ)
製本した本の厚みを確認する「束見本」作成の紙を折る工程を披露。
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シャーッ、シャーッと音を立てて、職人が紙を滑らかに折っていく動画がTwitterに投稿され、注目を集めています。
職人が紙を手折りする様子
投稿したのは創業75年の老舗製本会社渡邉製本(@booknote_tokyo)。ツイートにある「束見本」(つかみほん)とは、製本した本の厚みを確認するため同じ紙・枚数で作成するものです。
現在、本製造に使う紙を折る工程は紙折り機が使用されることが多いそうですが、渡邉製本は束見本制作時に職人が手で行った動画を投稿。職人が竹べらを使い、迷いのない動作で次々と紙を折っていきます。折った紙はその後、ズレることなく重ねられていて、作業の正確さがうかがえます。
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投稿には「なんかずーっと見ちゃいます!職人技!匠の技!すごい!」「美しい… 職人の技は時間を忘れて見入ってしまうね」「素晴らしい技術。折る紙の音も心地よく聞こえます」「手慣れた作業だから、流れるような動きの全てが綺麗。折られた紙束も美しいですね」「キッチリ揃っていて見惚れる~」など声が寄せられ、多くの人が感動しているようです。
また、「懐かしいです。母方の祖母がやってました。ぴたっとキレイにできるなぁと惚れ惚れみてました」「昔、学生時代に製本屋さんと折本屋さんを見学に行ったことがあります。その時は、大きな印刷された紙を長さ1m位の木か竹の棒を用いてテキパキと折っていかれました。それこそ手練の技で、綺麗に折り重ねていかれました。凄かったですね」と、人の手で行っていた頃を懐かしむコメントも寄せられていました。
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