人気料理系YouTuber、経営レストランが空き巣被害　閉店1カ月前に現金盗まれ「平和ボケしてた自分に腹が立つ」（1/2 ページ）

　チャンネル登録者数55万人（記事執筆時点）の料理系YouTuber「Chef Ropia（シェフ ロピア）」さんが4月7日にYouTubeを更新。長野県で経営するレストランに空き巣が入り、現金を盗まれたことを伝えています。

　ロピアさんは、オーナーシェフとして長野県のイタリアンレストラン「リストランテ フローリア」を経営する傍ら、著名シェフとのコラボ動画や、レシピ紹介を投稿している人気YouTuber。3月3日に公開した動画では、開店10年の区切りをもって、2023年5月に同店を閉店し、東京に店を構える予定だと伝えていました。

　閉店まで約1カ月に迫った4月7日、ロピアさんは「お店のドアが壊され、現金を盗まれました」と題した動画を公開。冒頭、「緊急で動画を回してるんですけど、空き巣に入られました。お店が今、警察の方に来ていただいていろいろ足跡取ったりとか色々してるんですけど」と慌ただしい様子で報告しました。

　「やられた。まじで」と曇った表情を浮かべるロピアさんは、店のドアにカメラを向け、「こんな感じで、ここをこじ開けて入ったんじゃないかな」と説明。鍵が掛かっていたはずの木枠が壊され、その先には乱雑に荒らされた店内の様子が写っています。

　ロピアさんは、現場検証に訪れた警察関係者とのやりとりの一部も公開。派手に荒らされた店内の様子を指さしながら、鑑識官も「だいぶ荒らされてますね」と驚いている様子で、犯人がたどった可能性のある店外の箇所も入念に検証していました。

　ロピアさんによると、盗まれたのはレジや封筒に保管していた現金、自身の狩猟免許証（免許自体は返納済み）とのこと。アマチュア無線の免許証も無くなっていたとのことですが、犯人が落としたのか警察に届けられていたそうで、YouTube撮影に使用するカメラなどの機材も無事だったと伝えています。

　店の外に出たロピアさんは、「指紋はわかんないけど足跡は多分あって。従業員のものとそうでないものもあって、多分それの可能性はあるのかなっていうところ」と報告。防犯カメラ映像では、事件が発生した時間帯に店の駐車場に車が入っていく様子は見られなかったそうですが、ロピアさんは「犯人ってちょっと離れたところに（車を）置いておいて盗っていくっていうパターンもあるらしい」「必ずしも地元の人ではないのかなっていうか。わかんないですけど」とコメントしました。

　ロピアさんは、「もうあと1カ月じゃないですか、お店。だからちょっと平和ボケしてた自分にもちょっと腹が立つし、もちろん犯人にはふざけんなっていう気持ちではありますけど」と吐露。自身やスタッフの身に危害が及ばなかったことについて「そういう面ではよかった」としながら、「残り営業1カ月なんでね。これにめげずに頑張りたいと思います」と締めくくっています。