ニュース

賃貸の修繕費、負担するのは大家と住人どっち? 東京都の「賃貸住宅トラブル防止ガイドライン」が分かりやすくて「マジでバイブル」と話題(1/2 ページ)

修繕費は大家と住人のどちらがもつか? よくある問題を明解に図説しています。

advertisement

 賃貸物件の退去時に悩みの種となりがちな「原状回復」ルールについて、東京都が公開している「賃貸住宅トラブル防止ガイドライン」が分かりやすいと、近ごろTwitterで話題です。床や水回りなどの修繕費が、貸主(大家)負担なのか借主(住人)負担なのか、ケース別に分かりやすく解説されています。

賃貸住宅トラブル防止ガイドライン

 同ガイドラインは平成16年(2004年)施行の賃貸住宅紛争防止条例に合わせて作成されたもの。令和4年(2022年)5月の同法改正にともない、同年12月に第4版へ改訂されています。

 その目的は、賃貸契約におけるトラブルの防止や、国交省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について周知するため。退去時の敷金精算や契約、生活において注意すべきことを説明しています。

advertisement

 特に注目を集めているのは、「入居期間中の修繕に関する費用負担の原則」の解説です。「経年変化や通常損耗は大家が負担」「過失や故意、手入れの不備による損耗や傷などは住人が負担」を基本的な考え方とし、イラスト入りで個別に説明しています。例えば壁紙なら、日焼けなどの自然現象で損耗した場合は大家が負担、喫煙などによる変色は住人負担とされています。

 ほかにも、「床や壁の状態について、入居時に記録を残しておく」「入居中に修繕の必要が生じた場合はまめに大家へ報告」といった、スムーズに利用するうえで重要な事柄が記載されています。Twitterでは「マジでバイブル」「将来のためにメモしておこう」「大家との交渉前に知っておきたい知識」などと好評です。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに……衝撃の経過報告に大反響 2024年に読まれた生き物記事トップ5
  2. ryuchellさん姉、母が亡くなったと報告 2024年春に病気発覚 「ママの向かった場所には世界一会いたかった人がいる」
  3. 【ハードオフ】2750円のジャンク品を持ち帰ったら…… まさかの展開に驚がく「これがジャンクの醍醐味のひとつ」
  4. 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに…… 衝撃の経過報告に「死なないで」
  5. 「どういうことなの!?」 ハードオフで13万円で売っていたまさかの“希少品”に反響「すげえ値段ついてるなあ」 
  6. 「脳がバグる」 ←昼間の夫婦の姿 夜の夫婦の姿→ あまりの激変ぶりと騙される姿に「三度見くらいした……」「まさか」
  7. 「衝撃すぎ」 NHK紅白歌合戦に41年ぶり出演のグループ→歌唱シーンに若年層から驚きの声 「てっきり……」
  8. 【今日の難読漢字】「手水」←何と読む?
  9. 知らない番号から電話→AIに応対させたら…… 通話相手も驚がくした最新技術に「ほんとこれ便利」「ちょっと可愛くて草」
  10. 「見間違いかと思った」 紅白歌合戦「ディズニー企画」で起きた“衝撃シーン”に騒然「笑った」「腹痛い」