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真面目な女の子がピアスを開けた、そのワケは…… 「レンコンになりたい」少女の漫画に反響集まる(1/2 ページ)

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 いいんちょ(委員長)と呼ばれる少女がピアスを開けた――真面目な子と不良っぽい子、全く違うタイプの女の子の友情を描く漫画「レンコンになりたい」が反響を呼んでいます。作者は漫画家の小野寺こころ(@onoderaKOKORO8)さん。


「レンコンになりたい」女の子

 初めてピアスを開け、貧血を起こした「いいんちょ」。彼女のピアスと不調に気付いたのは、派手な髪型でジャラジャラとピアスを付けたヤンキーの蓮池でした。「いいんちょもピアス好きなんやな」「悩みあるなら聞くで」と話しかけてくる蓮池を、「私はチャラチャラしてるだけの奴とは違う」「関係ない」と突き放すいいんちょ。


ピアスを開けた「いいんちょ」

 いいんちょの悩みは自分の全てを支配しようとする母親。ピアスに気付いて怒り狂う母から逃げた先で、いいんちょは蓮池と遭遇し、彼女が自分に声をかけた理由を知ります。

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いいんちょの悩みの種は母親で……

 「ピアス開けると、心が強くなる気がする。耐えられる気がする」――蓮池は、いいんちょも同じように考えていると思ったと打ち明けます。生まれ変わったらレンコンになりたいという蓮池。レンコンの穴は、泥の中で息をするためもの。だからピアス(穴)を開けるほど、「息がしやすくなっていく」。


「ピアス開けると、心が強くなる気がする」

 その言葉に涙をこぼすいいんちょ。それでも、自分と同じく悩みを抱えているであろう蓮池に「負担をかけたくない」と相談する気にはなれず……。


 息苦しい世界で、強くなり息をしやすくするために開けるピアス。悩みを抱えた少女たちが生きやすさを求め、互いを見つける物語には、「ピアスあけたら強くなる気がする、わかる」「何かが変わる 明日が違って見えるかもと開けてた頃を思い出しました」など共感の声が寄せられました。

 「レンコンになりたい」は『週刊少年サンデー』に2021年に掲載された読み切り作品。小野寺さんは5月から「サンデーうぇぶり」で、用務員と高校生の人間ドラマ「スクールバック」を連載しています。

(C)小野寺こころ/小学館

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