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デカワンコのために犬専用の水洗トイレを設置した結果…… 意外な反応と正直レビューに注目が集まる

参考になります。

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 犬用の水洗トイレを作った飼い主さんの動画がYouTubeで公開されました。動画は記事執筆時点で再生数12万回を突破しています。

室内に犬専用の水洗トイレを作ってみました! これでトイレシートとはおさらば!? 設置してよかったことや後悔ポイントをお伝えします!

犬専用の水洗トイレ

 トイレを作ってもらったのは、2019年2月生まれのゴールデンレトリバー「ゆず」ちゃんです。小さいころはシートを敷いてトイレをしていたゆずちゃんですが、体が大きくなるにつれておしっこの量が増え、厚手のシートが必要になってきました。

 厚手のシートは1枚当たりのコストが高いことと、ゆずちゃんの場合はシートに空きがないとシート外でしてまうため、水洗トイレの設置を考え始めたそうです。

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ゴールデンレトリバーのゆずちゃん

トイレの隣には自動水飲み器を設置しました

主な構造

 家の新築に合わせて、犬用のトイレを作ることにした飼い主さん。トラブルが起きたときに素人の自分が直せるように、簡単な設備で簡単な作りを目指しました。

 必要なものは、壁掛け式の手洗いなしのトイレタンク、合板の桶にFRP防水を施したトイレトレー、排水口。排水口は床下にPトラップを設け、汚水管のにおいが室内に入るのを防いでいます。トイレの周りには防水のためのメラミン化粧板を貼り、トイレトレーを洗うためのシャワー水洗も設置しました。


壁掛け式の手洗いなしのトイレタンク

トイレトレーは防水の桶

排水口

トイレトレーを洗うためのシャワー水洗

図面

設置して良かったこと

 飼い主さんが設置して良かったと思うポイントは以下の4点。

  • トイレシートの節約(厚手のトイレシートは使わなくなったが、ゆずちゃんはシートがないと落ち着かないため、レギュラーサイズの薄いシートを敷いてトレーニングしている)
  • 足におしっこがつかない
  • うんちをそのまま排水口に流せる(以前はトイレットペーパーで包んで人のトイレで流していたため大変だった)
  • 衛生的になった(以前は周りに飛沫などが飛んでいた)

使い心地はいかかですか?

後悔ポイント

 後悔したポイントは以下の5点。

  • タンクのスイッチ化(意匠性にこだわってタンクを扉の中に隠したため、水を流すたびに扉を開けてレバーを引かなければならない)
  • 点検口の位置(給水管を設置しているので元栓が必要だが、トイレトレーの内側に設けてしまったため、掃除をするときに水を掛けないよう慎重に作業をする必要がある)
  • 壁のメラミン貼り(左右と奥の3方向にメラミン化粧板を貼り、桶との接合部はコーキング処理をして防水しているが、将来漏水する可能性があるため、壁立ち上がりまでFRP防水で一体成型にしてもらえばよかった)
  • 小壁を立ち上げておけばよかった(正面は桶の縁がある程度で壁になっていません。ゆずちゃんは出口が半分ふさがっている方がスムーズにうんちができるため、ごみ箱を置いて疑似小壁として利用しているそうです)
  • 人工芝は掃除が大変(人工芝はうんちがついて掃除が大変なため、タイル状のものに変更して掃除を楽にしています)

人工芝からタイル調のものに変更

 この体験を紹介してくれたのは、YouTubeチャンネル「ゴールデンレトリバー ゆず」を運営する飼い主さん。コメント欄には「大変参考になりました」「ゆずちゃん、優しい顔立ちでかわいいです」といった声や、ペットのトイレ問題に関するお悩みなどが寄せられています。

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 飼い主さんによると、トイレを造作する費用とペットシートの費用を比べると工事代のほうが大きくなってしまいますが、シート交換の手間から解放されたのはプライスレスとのこと。まだ改善の余地があり、現在第2弾を作っているそうです。

 ゆずちゃんの様子はYouTubeの他、Twitter(@YuzuGoldendog)でも発信中。表情豊かなゆずちゃんの日常を見ることができます。

【爆走!】犬が滑らない床材選び【完全ガイド】
ゴールデンレトリバーのドッグランでの日常

画像提供:YouTubeチャンネル「ゴールデンレトリバー ゆず」さん

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