ニュース

弁当箱に素手で詰める、消毒をしていない…… 江戸から続く老舗弁当店による「家庭での弁当作りの注意点」が参考になる(1/2 ページ)

6月も油断せずに。

advertisement
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 東京・日本橋の老舗店で、約170年にわたってお弁当を作り続けている「日本橋弁松総本店」が、家庭でのお弁当作りで気を付けてほしいポイントを投稿。Twitterで「説得力すごい」「参考になります」と注目を集めています。

弁当作り ガクブルな点 注意点 食中毒 家庭 日本橋弁松総本店 家庭で作るお弁当のイメージ

 毎日徹底した衛生管理のもと弁当を作っているプロ視点から、食品安全的に危ないと感じる要素を挙げています。それが、まず弁当の中身に「加熱していないものが入っている」こと。また作る最中に「加熱したものを冷まさないで密閉容器に入れる」「素手で詰める」「器具のアルコール消毒(※食品用)をしていない」など。

 ちなみに、冷まさないで詰めるのが良くないのは、蒸気が水分となり傷みの原因になるため。容器に詰める際の問題については、調理にも使える使い捨て手袋をつけたり、盛り付けのためのカップも使い捨てのものを使用するといった方法があります。

advertisement
日本橋弁松総本店のアカウント

 日本橋弁松総本店はTwitter(@benmatsu1850)で、「朝作って昼に召し上がるならまだ菌数が増えてないと思われますが、油断すると食中毒に繋がります」とツイート。特にこれから湿度や気温が高くなる6月から、夏の終わり頃の9月まで油断せずに注意するよう呼びかけています。

 また「食中毒菌はバリエーションがあり、手指の傷や鼻などに付着している『黄色ブドウ球菌』なんかは特に強敵です。加熱すれば菌は死にますが、産生された毒素は消えません」と説明。食中毒予防の大原則である「つけない」「ふやさない」「やっつける」を家庭でも意識するのがやはり重要としています。

 日本で食中毒は年間を通して発生していますが、農林水産省でも上記の時期は細菌が増えやすく「細菌性の食中毒の発生件数が増加する傾向」にあるとしています。家庭でできる食中毒予防については農林水産省のホームページにて公開されている「食中毒から身を守るには」にまとめられているので、この機会に改めて確認しておくと安心できるでしょう。

出典:日本橋弁松総本店Twitter(@benmatsu1850)

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 築53年家賃4万円・何てことない団地のドアを開けると…… まさかの空間出現に驚きの声「素敵」「ここまでお洒落に」
  2. 食パンの留め具、捨てないで! ペタっと貼るだけで…… 目からウロコの“活用法”が100万再生「天才」「絶対試す」【海外】
  3. 自販機に“1000円”を入れたら……? 出てきた“とんでもないお釣り”にお口あんぐり「こんなん初めて見た」
  4. 「久々の大ヒット」 ワークマンの暑さ対策最強“2900円アウター”に絶賛の声 「マジで涼しい」「夏はこのウェア一択」
  5. 園遊会のお土産「1個800円超えの和菓子」が話題に ほどよい甘さが特徴【天皇皇后両陛下主催】
  6. 「え?」「マジか」 サイゼリヤ、“人気メニュー”の消滅に悲しみの声 「安泰だとおもってたのに」
  7. マクドナルド、突然“最強のアイテム”を発表→いきなりの凶行に「なんでそういうことするんw」「欲しすぎる」 “元祖”も反応
  8. 国道でひとりぼっちの老犬→必死に追いかけ保護して1年後……「涙なしでは見られません」 心温まる光景が548万再生
  9. お会計中、財布を取り出したら……レジの店員が「えぇぇ!?」 信じられない光景が198万表示「三度見くらいしちゃいそう」
  10. 先祖の残した箱を開けたら“謎の絵”が出てきて…… 不明な正体に「教えてツイッターランドの人」→「激アツ」「なんか既視感」と890万表示